華の嵐 (1988年、フジテレビ、昼ドラ) 原作：長坂秀佳 脚本：田口耕三(1-16)、下飯坂菊馬(17-35) 大久保昌一良(36-56) プロデューサー：松村明、福田真治、井村次雄 企画：出原弘之 音楽：奥慶一 演出：松生秀二(1-5)(11-15)(21-25)(36-40) 花堂純次(6-10)(16-20)(26-30)(56)、福田真治(31-35)(46-50) 井村次雄(41-45)(51-55)

第56話
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雨の中、一也は佐野の妻・小夜の葬儀から帰宅する。
佐野は田舎で一からやり直すという。一也はタカに明日、
朝倉家に行き最後通知をしてくる事を告げる。人の死を知って
朝倉家がどんな顔をするのか見てみたいという。しかしタカは
飛田が襲われた事を踏まえ、危ないことをするのは辞めて欲し
いと語る。飛田も運が良かったのだと告げる。しかし一也は
このままだと負けは見えているとし、欲のために潰されるわけ
にはいかないと告げる。タカは一也が何でも一人で決める事に
不満を示しつつ、それでも仕方がないと割り切る。

柳子は自らの妊娠が発覚したことで、幸せな朝を迎える。
母は柳子の元に行くと、花を貰ったとして柳子の部屋に飾る。
柳子が音楽を聴きながら心穏やかに生活するのを見て、母は
身籠もっていこう柳子がかつてのように落ち着いた生活をして
いるので安心した事を語る。安西を祈願するために一緒に
シンベイ神社に行こうと柳子を誘う。

圭吾は明日、妊娠を祝うと共にケンプトン大佐が少将に昇格する
事を受けて、パーティーをすることを告げる。
柳子と母が出かけようとするところに、一也が現れる。
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柳子が妊娠したことで朝倉家は後継者が出来たとして喜ぶ。
男の子ならば父・景清の名前をとって清一郎、女の子ならば
母親の名前を取って貴子にすると決めるが・・・

いよいよ一也は朝倉家に行き、柳子たちではなく貴久子本人
に柳子達の悪事を暴露する。
展開としては悪くはないけど、イマイチパンチ力が無い展開
だったな。ここでガス抜きせずもっと一也達の怒りを積み重ねて
行った方が良いような感じもする。

取りあえず圭吾によって、一人の人間が亡くなった事。
これを告白するのであれば、同時に飛田の件とか、放火の件
とか話すべきだと思う。

いよいよ反撃モード。
圭吾とGHQの関係を断ち切るために、その証拠を掴んでいくもの。
一也が特殊工作員として日本軍に仕えていた事がここに来て
役に立つ感じだね。