華の嵐
(1988年、フジテレビ、昼ドラ)

原作:長坂秀佳
脚本:田口耕三(1-16)、下飯坂菊馬(17-35)
大久保昌一良(36-64)
プロデューサー:松村明、福田真治、井村次雄
企画:出原弘之
音楽:奥慶一
演出:松生秀二(1-5)(11-15)(21-25)(36-40)
花堂純次(6-10)(16-20)(26-30)(56-61)、福田真治(31-35)(46-50)
井村次雄(41-45)(51-55)(62-64)





第64話
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新橋の土地を借金と精算する形で片岡によって奪われた圭吾は
その後狂ったように奔走し、別の事業に手を染めていく。
伝統ある華族としての文化を守るために、華族会館の建設を
行おうとしていた。その為圭吾は華族の熊谷夫人を取り込み、
寄付を求めていく。柳子は華族会館を計画している事など初耳
で、圭吾にどういう事か問いつめる。しかし圭吾は君には関係
無いことだとして、どんな事をしてでも金を手にして朝倉家を
再興させると告げる。

一也は子供達に勉強をさせる。
しかしそんな中、三人の片岡の手下が店を訪れ、店の物を
全て壊し、そして一也を殴りつける。一也は喧嘩はしないとし、
暴力には決して負けないとするが、手下は一也をボコボコに
していく。
傷ついた一也は、英次から何故反撃しないのかと問われるが、
暴力で戦うことはいけないことだと告げる。
そんな中飛田たちがやってきて、傷ついた一也を介抱する。

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片岡が圭吾から土地を奪い去るも、圭吾は絶対に新橋の土地
は譲らないとして、詐欺まがいのことをして金を集めていく。
一方片岡は手下を一也の店に送り込み、力づくでも土地から
追い出そうとする。

一也が殴られるばかりの展開によって、何の解決も見せない
展開が続く。
結局飛田が自分の身を犠牲にすることでしか収まるのかなという
感じだけど、なんとなくスッキリしない流れだね。

飛田と琴子の関係がよくなり始めただけに、ここで飛田が
片岡の手によって殺害されてしまうのかどうか。琴子のために
も亡くならないで欲しいけど、飛田の死が有ればこそ、この
難局を乗り切っていけそうな感じもするし難しい所だね。

朝倉柳子 …… 高木美保 (長女、20歳)
天堂一也 …… 渡辺裕之 (一人息子)
津川圭吾 …… 長塚京三 (叔父さん)
大森タカ …… 岩井友見 (一也の下宿の女主人)
朝倉景清 …… 高松英郎 (男爵)
朝倉貴久子 …… 稲垣美穂子 (景清の妻)
朝倉琴子 …… 早瀬優香子 (次女)
きぬ …… 町田博子 (朝倉家の召使)

ナレーション:中西妙子

飛田雄介 …… 黒沢年男 (土建屋)
杉山 …… 遠藤憲一 (圭吾の部下)
初枝 …… 加藤幸子 (朝倉家の召使い)
小池 …… 大谷一夫
太田 …… 清水忠一
飛田組の若い衆 …… 北村学、大坪幸二、東尾祐、あくたけん

章吾 …… 大熊敏志 (正一とソックリの少年)
英次 …… 橘慎之介 (ボス的少年)
松男 …… 岡部裕之 (少年)
佳子 …… 高橋美樹 (少女)


深沢弁護士 …… 長沢大
熊谷夫人 …… 木村翠 (元華族)
立木 …… 杉崎浩一 (片岡の手下・大柄)
片岡の手下 …… 守島進、小林昭彦


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