夏・体験物語 (1986年・TBS・火21時枠) 脚本：畑嶺明 音楽：城之内ミサ プロデューサー：阿部祐三／浜井誠（TBS） 演出：楠田泰之(1)(2)(4)、赤羽博(3)、志村彰

第4話 マイSOSラブ
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男子三人(浩、直也、進)は庭で女性の下着が乾しているある事
に気がつく。それを覗いていると金井がやってきて、三人を
追い返す。金井は誰も居なくなったところで下着の臭いを嗅い
でいると、それが古沢寮長の物であることを知る。
弓子先生達も駆けつけ、何事かと尋ねると、金井は弓子先生の
下着だと思ったと告げる。弓子は激怒し、今日こそは金井の
事を許さないと告げる。更に問題は女性たちがエロ本を読んで
いたことで、騒ぎは大きくなる。
金井は夏休みなのだからそんなに目くじら立てなくても良いと
弓子に告げるが、こういう時だからこそ生徒にビシッと指導す
ると告げる。

祥子が落ち込んで一人で居るのを弓子は見つけ、部屋に誘う。
弓子はマジメで勉強が出来る祥子に期待しているという。
自分も現在一級の教育の免許を取るために勉強しているとし、
人間は絶えず目標をもって充実した人生をおくるべきだと、
祥子に聞かせる。

バイト先で由樹は浩をデートに誘う。
そんな二人を見て、男子たちは羨ましく思う。進は誰が好きな
のか?と問われると、祥子に憧れを抱いている事を告白。
恋人とかではなくただ遠くで見ているだけで良いのだと。
金井もバイト先にやってくると、そこでダンプの悪口を語り
チーフの小柳夏枝にちょっかいを出す。その事を聞いていた
ダンプは激怒し、浮気者だとして金井を殴り飛ばす。

沖縄で出会った三村がバイト先に遊びに来る。
それを見た祥子は、宇部の事を思いだし、控え室に入ってしま
う。泉は祥子が心配になり控え室に行くと彼女は涙していた。

金井は一平と共に夏休み中の学校へ行く。
部活している生徒で結構賑わっていた。金井は女子バレー部の
生徒をナンパしそれが空振りに終わると、今度は女子更衣室を
覗く。案の定バレてしまい、女子生徒達に自転車で引きずられ
る。
弓子は職員室に来ると、一級免許の為の講習に行ってきたと
いう。相変わらず金井は女性教師にセクハラしていると、教頭
の小沼は激怒し、態度を改めないと校長に言ってクビにすると
告げる。
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■今回は祥子が主役

沖縄で初体験した祥子が妊娠してしまう。
一人で悩みを抱えていたかと思うと祥子が可愛そうなエピソー
ドだけど、弓子先生が言うように全ての責任は自分に有る事
だからね。

■パート1との違い

パート1の時は夏休みの後にその事実が発覚する事で、学校で
はその事実が知れ渡ることになるけど、今回は夏休みという
事で、寮内でもごく一部の人間しか分からない様な仕組みに
なっている。
試験を犠牲にしてまで祥子の事を助けるエピソードだったけど、
パート1の時は、この流れは違うエピソードで使われたよね。

■金井を好きな生徒

突然納屋でチャイナ服を着て踊る生徒の姿。
金井得意の覗きをするも、女装していたのは津村良介。
パート1では、面白がっていたという役割だったけど、今回の
津村は所々でゲイの雑誌を読んでいたりするので、ホントに
その毛が有るのかな。
ショック療法として、津村に女生徒の裸を見せるという展開
も存在。なんだか美也子の胸が見えそうだったぞ。

■弓子は教育問題で悩む

生徒達は一向に話を聞いてくれないし、そして生徒のためと
思って注意していることを生徒達は、うるさいとしか感じて
くれない。悩みを持つけれど取りあえずは大した悩みにまでは
発展せず。

■堕胎手術

パート1では10万円だったけど、12万円に値上げしていた。

■進は祥子に純粋さを見る

しかしそんなイメージを打ち壊す妊娠の事実。
取りあえず進には妊娠のことは伝わっていないけれど、これは
発覚してしまうことなのか?
進が祥子に純粋性を求めていることで祥子自身も煙たがって
いたね。