夏・体験物語 (1986年・TBS・火21時枠) 脚本：畑嶺明 音楽：城之内ミサ プロデューサー：阿部祐三／浜井誠（TBS） 演出：楠田泰之(1)(2)(4)(7)、赤羽博(3)(5)(8)、志村彰(6)

第8話 胸キュンKISS
--------------------------------------------------------
深夜、鈴子は一平の布団に入ってくると抱いてと告げる。
無意識のウチに一平は鈴子を抱きながら眠る。

翌朝、一平が寝坊しているとして金井が起こしに来ると、ベッ
ドで鈴子と抱き合いながら寝ているのを目撃される。
一平は知らなかったとするが、鈴子は夜中に一平の布団に入り、
抱いて欲しいと言ったらきつく抱いてくれたのだという。
一平は身に覚えがないとしながらも、鈴子は一平の事が好きで
お嫁さんになっても良いという。

学校で泉と直也はケンカする。
話を聞くと泉は直也の口の利き方が気に入らなかったという。
串田との事はもう前のことなのに拘る直也が悪いと。

一平は鈴子を見ると、夕べは何も無かっただろう?と尋ねる。
鈴子は先生は子供扱いするが、私は身も心も大人だと主張し、
先生は私のことが嫌いなのか?と問う。
金井や弓子は鈴子の様子がおかしい事に心配していた。

ルミは寮の前で一人で誰かを待っていた。由樹たちが声を掛け
ると、ルミは三村を待っており、彼とは関係が続いていて今でも
ちょくちょく会っていたのだという。ルミは三村のバイクに
乗ると、お土産だとして真珠をプレゼントされる。

バイト先で直也は泉に声を掛けるが、泉は未だに怒りが収まら
ない様子だった。

一平は学校から帰宅し部屋に戻ると、そこには部屋の掃除を
する鈴子の姿があった。一平は他の人が見たら変に思うだろう
とするが、鈴子はそれならば別の所に部屋を借りようと誘って
くる。

ルミは三村の部屋にいく。
ルミの父は他界し、母は新しい彼氏と付き合っていた。ルミが
たまに帰宅しても母は彼氏のことばかりを気にしており、しか
も遊ばれているのを知らず付き合っているのを見て落ち込んで
いた。そんな中、三村に優しくして貰った事に感謝を示す。
三村はキスを迫ると、ルミは一度は拒むがキスだけだとして
初めてのキスを許す。

帰宅するルミは由樹達に三村とのことを報告する。
泉と祥子は彼と初体験を済ませたが後悔はしていないと告げる
と、今度部屋に誘われたら彼にあげても良いかなと呟く。

そんな中、鈴子の友人・清美から、鈴子の元に父親からの手紙
が届いた事を聞かされる。その中には半年で帰国する予定だっ
たが、二年間に延長になった事実を知る。父子家庭で育つ鈴子
は寂しさのあまり一平を頼ったのではないかと聞かされる。
--------------------------------------------------------

■ルミの初体験

三村との関係を進めていく。
当然避妊具を買うときのお約束の恥ずかしいエピソードなども
披露され、いざ体験。体験後の三村の態度が一変するけれど、
あまりにあからさまな態度に笑える物がある。
あんなに体ばかりを求めるのも、流石にちょっとバカっぽく
見えるな。

■泉と直也を仲直りさせるために・・・

由樹と浩がベタベタして、二人にもそんな雰囲気を伝染させよう
とする。寮の中で決行する物だから、相変わらず金井に覗かれる
というパターン。

■鈴子と一平

父親が帰国しないことで寂しさを覚えた鈴子が優しくしてくれる
一平に依存していくことになる。
こんなに慕われ羨まし・・(ドカッ)、流石に立場のある人なので
一平としては困るだろうね。

■ルミと鈴子

珍しくこの二人でお出かけモード。
互いに片親しかいない事もあって寂しさを共有できる仲みたい。
ディスコに行ってビールを飲むというのはお約束コースだね。
逆にそんな事をして気晴らしになるのかどうかと小一時間。

■金井先生のツボ

一平が鈴子達のことを心配しているのにもかかわらず、鈴子が
いつまでも甘えたことを言っている為にキレてしまったもの。
今回は鈴子だけでなくルミの気持ちも同時に晴らしていく。
金井先生の暴力は愛情があるので良いのだ。

■金井先生の覗き

女子のシャワー室に男子生徒が覗いていたので、それを止め
つつも自分が覗くというパターン。

■女子プロとの対決

今回は珍しくブル&ダンプが登場しなかった。
最後に女子プロの事をバカにした為に、鐘突堂へと連れて行か
れて頭でガンガンされていた。