ビーチボーイズ
(フジ1997年7月期・月9枠)

脚本 - 岡田惠和
プロデュース - 亀山千広、高井一郎
演出 - 石坂理江子、澤田鎌作、木村達昭

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/bboys/index.html


第8話 彼らとともに夏が去る

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民宿は夏最後の賑わいを見せる。
夏が終わったらどうするのか?とはづきは広海に尋ねる。

海都はみんなの前で夏の終わりとは何時なのかを尋ねる。
秋が来たとき・・・学校が始まったとき・・・暑さ寒さも彼岸
まで・・それぞれの返答が来る。

祐介と裕子のコンビはもうすぐ夏が終わるとして"渚"でグッタ
リしていた。真琴が来たのを見て裕子はディズニーランドに
行かないか?とするが、民宿が忙しいとして却下。
あの二人は夏休みが終わったらどうするのだろうと、みんな
疑問を口にする。ずっとここに居るわけにはいかないと聞くと
真琴は一人寂しい表情を見せる。

祐介が模試の結果で悩んでいるのを見た海都は、アドバイスし
もし良かったら勉強を教えてあげるという。早速夜から勉強会
が始まる。広海は気を利かせて夜食を作る。そのついでに真琴
に料理を教えることになる。
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それぞれに夏の終わりを感じて切ない思いをし始める。

いよいよ現実が足音を立てて近づいてくる。
夏休みが終わればまた社会に戻らねばならない。
折角築いたこの関係も終わりがくる。
しかしそれ以前に夏の終わりとはいつなのかを今回考えていく
事になる。

広海は高校時代はずっと水泳で奥内プールを使用していたため
に、夏の終わりを知らないという。今年はここでそれを実感
したいとの事。

ドラマは8月24日から一日、一日の様子を描いていく。
祐介は海都のお陰で模試の結果が良くなりご満悦な様子。

徐々に8月31日が近づく中で、季節の終わりは自分で決めれば
良いと言う広海は、自分が夏が終わったと思うまではここに
いるという事でちょっと一安心する場面。

いよいよ8月31日。
一番夏の消化不良なのは裕子だった。
裕子のラストの一週間の使い方がとてもユニークだね。
このキャラクター、以前の回にも広報役を演じていたけど、
癖が有って面白い。
最後にみんなで盛り上がりディズニーランドに行くことになる。

冒頭から社長が熱心にいじっていたのは、民宿の車のパーツ
だった。最後は結局ディズニーランドにたどり着くことは
出来ず、みんなで車を押すハメになる。それでも良い思い出
って感じがするね。

桜井広海 - 反町隆史 (元水泳選手)
鈴木海都 - 竹野内豊 (エリート商社マン)
和泉真琴 - 広末涼子 (民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘)
前田春子 - 稲森いずみ (スナック「渚」)

寺尾はづき - 原沙知絵 (心臓の病気)
内藤祐介 - 川岡大次郎 (真琴のクラスメート)
真下裕子 - 佐藤仁美 (真琴のクラスメート)
蓑田利夫 - 平賀雅臣 (タクシー運転手)
殿村公三 - 武野功雄 (郵便配達員)
和泉勝 - マイク眞木 (民宿「ダイヤモンドヘッド」の親父)
山崎桜 - 秋本祐希 (海都の恋人)
原富士子 - 辻香緒里 (広海の元恋人)

郷田ほづみ

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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