ひとつ屋根の下 脚本／野島伸司 プロデューサー／大多亮 演出／永山耕三

第4話 チィ兄ちゃん帰る

--------------------------------------------------------
クリーニング店が出来たことで、家族が全員揃って記念撮影
する。
広瀬は木内の元に行き、雅也を兄弟の元に返すべきだと告げる。
--------------------------------------------------------

いよいよ最後の兄弟である・雅也を一つ屋根の下に連れて帰る
話だった。

達也の場合。
ついに柏木クリーニング開業。広告を配ったお陰で出だしは
順調。そんな中、店にジャスミンがやってくる。達也は最初
誰だか分からず。ブラウスの他に下着まで出す彼女にメロメロ。
流石に客の下着見てニヤニヤするのはヤバイでしょう。
更に子供(サトル)まで置いて出て行ってしまう。
翌日ジャスミンは子供を引き取りに来る。結局タイムカードを
押すために一時的に預かってもらっただけで、子供を取りに
来ると店が閉まっていたので翌日になったという。
達也はジャスミンを家まで送っていくと、お茶を飲んでいか
ないかと誘われ部屋に挙がる。自分は馬鹿だというジャスミン
を否定し、一人で子育てする彼女のことを褒める。
舞い上がってしまう兄ちゃん。惚れやすい兄ちゃんの事、彼女
を好きになる事必至!
雅也を引き取りに行くため木内の父に交渉。
お前は雅也に嫉妬して居るんじゃないかという。本当は自分
が引き取られたかったのではないかという裕蔵。更に今の立場
を考慮すると兄弟としての配慮に欠ける行為ではないかと非難。
それでもアイツが必要だと訴える。

雅也の場合。
今回は雅也が主役。
何と言っても小雪の元に上司・日下部哲雄がやってくる中、
小雪が嫌がっているとして関係を絶たせようとする。
私が人事部長だからこそ会社に入れただの、色仕掛けをして
来たのは彼女の方だの告げ小雪を侮辱する彼に発言の撤回を
求めて殴りかかる。ボクシングの学生チャンピオンだった彼に
返り討ちにされるが、隙を見て一発殴った。しかしこの喧嘩の
シーン、凄いコメディっぽいやりたりだったな。哲雄のパンチ
はロボットパンチだったぞ。
最後はケンケンポーズで仲間として合流。
みんなで銭湯に行き裸の付き合いをする。

和也の場合。
小梅がケンケンを飼いたいとして野良犬を連れて帰るところ
お腹が空いていた彼は食料として捕まえてしまう。
更に犬の散歩を自ら買って出て、桑名詩織と再会に期待する。
肝心の所でケンケンがtoiletの為笑われてしまう。
もうこんな犬要らないとする所で小梅に涙ながらに止められる。

小雪の場合。
今回はいよいよ日下部哲雄との関係を完全に絶つ事になる。
家族全員が公園に来て彼を追い出すところはなかなかシビレたね。

小梅の場合。
下校途中何者かに後を付けられる。誰かと思えば犬だった。
家は貧乏だから連れて帰ったら食べられてしまうかもしれない
と告げるも結局お腹の中に隠して持ち帰り。
その時同時に喫茶店で言い争う小雪と哲雄の姿を見てしまう。
和也や達也にケンケンを食べられそうになり涙ながらに訴える
彼女。つい口が滑って処女ですと告白。
哲雄に殴られるちぃ兄ちゃんを助けるために、また注射を
打っていないケンケンを差し出し哲雄を脅す場面も有り。

文也の場合。
未だ喋らず。ただ表情は随分豊かになってきた。
最後みんなで一緒に銭湯に行く。

柏木達也 - 江口洋介 (長男・元マラソン選手)
柏木（木内）雅也 - 福山雅治 (次男・医者)
柏木小雪 - 酒井法子 (長女・OL)
柏木和也 - いしだ壱成 (三男・工場勤務)
柏木小梅 - 大路恵美 (次女・高校生)
柏木文也 - 山本耕史 (四男・車椅子)
日吉利奈 - 内田有紀 (舞台女優。知らなきゃもぐりよ!)
日下部哲雄 - 辰巳琢郎 (小雪の上司)
榊千鶴 - 鈴木ほのか (達也の婚約者)
榊隆雄 - 川津祐介 (千鶴の父親。達也の恩師)
木内裕蔵 - 清水紘治 (医者)
広瀬幸夫 - 山本圭 (医者)

倉橋登志子 - 村上里佳子 (キャバクラ・ロコモーション)
桑名詩織 - 千葉麗子 (犬の散歩)

小野敦子、日高哲也

評価：★★★★★★★☆☆☆ (7.0)