ひとつ屋根の下

脚本/野島伸司
プロデューサー/大多亮
演出/永山耕三


第6話 結婚宣言


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ジャスミンの存在に完全に惚れてしまった達也は、この日
家族が自分のためにケーキを残さず食べてしまったことに対し
ても寛大な気持ちで接してくる。
そんな中ジャスミンから呼び出しされて出向いてみると、彼女
は店の常連客・斎藤博幸から付きまとわれている事を告げ、
その際に達也のことを恋人だとして紹介してしまったという。
恋人役として彼と会うことになるが、その日は小雪とスケート
リンクに行く約束をしていた日だった。
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全員揃った後の話しと言うことで、少し生活にもゆとりが出て
来たのか恋愛話が描かれた。
相変わらずタイミングよく現れる広瀬幸夫が最高に面白いな。

達也の場合。
完全にジャスミンさんにイカれてしまった。
これ程態度や表情に表れる人も珍しいって感じだけど、単細胞
ながらも真っ直ぐな兄ちゃんの恋を恋愛したくなるような
展開だった。
ジャスミンも彼に対してどの程度の好意を持っているのか
分からず、降って沸いた話だけに彼の元に行くとは分からなか
った。でも達也の人の良さを利用し過ぎな感じもするね。
キスした後、兄ちゃんは完全に昇天してしまった感じ。
でも上手いこと達也が最後まで良い人であり、ジャスミンに
対して気があることを悟られずにプロポーズの話を誤魔化した
ね。

雅也の場合。
小雪がデートに誘った達也がジャスミンの件で来られなくなっ
た為に代役として彼が妹とデートすることになる。実は彼も
利奈とデートする予定が有ったみたいだね。
利奈が雅也の後を付けてきて全てが発覚してしまう。私よりも
妹を優先させるなんてと不審がっていたけど、彼女は血の繋が
らない事実を知らないものね。
利奈は舞台を降ろされたことで自分の病気が単なる扁桃腺炎
ではないことを悟る。スケートリンクで倒れたことで全てが
発覚する。
安静にしていれば日常生活は出来るが舞台に立つのはもう無理
だという。無理して立ったら死ぬ。死という言葉に敏感に
なっていた感じ。
最後に小雪が兄ちゃんに投げかけていた言葉を聞いて大ショッ
ク。

小雪の場合。
ようやく店が軌道に乗り始めた事で兄ちゃんと息抜きデートを
試みる。新聞屋にもらったスケートリンクのチケットを持って
一緒に行くよう誘うとokをもらう。しかし実際に会場に来た
のは雅也だった。ガッカリの小雪。
達也がジャスミンにプロポーズをするという時にも一番冷静
だった彼女。達也がプロポーズするよりも先にジャスミンと
斎藤博幸が仲睦まじく歩く姿を目撃し、全ての事情を聞いて
しまう。
最後に振られて飲んだくれる兄ちゃんに私がお嫁さんになって
あげると告白。同情だと思われたか?

和也の場合。
小梅になんとか詩織を紹介して欲しいと頼む。
いつもならば色ボケだと達也に怒られるも今回の達也は舞い
上がっているだけに、協力してあげなさいと小梅に告げていた。
和也と詩織は図書館で偶然を装い逢う。
でも会話している中で詩織は突然涙する。一体何が有ったのか?

小梅の場合。
和也に言われて無理矢理詩織と引き合わせることに。

文也の場合
随分家族のことにも口出しするようになってきた。

柏木達也 - 江口洋介 (長男・元マラソン選手)
柏木(木内)雅也 - 福山雅治 (次男・医者)
柏木小雪 - 酒井法子 (長女・OL)
柏木和也 - いしだ壱成 (三男・工場勤務)
柏木小梅 - 大路恵美 (次女・高校生)
柏木文也 - 山本耕史 (四男・車椅子)
日吉利奈 - 内田有紀 (舞台女優。知らなきゃもぐりよ!)
広瀬幸夫 - 山本圭 (医者)

倉橋登志子 - 村上里佳子 ("ジャスミン"。子持ち)
桑名詩織 - 千葉麗子 (犬の散歩)
斎藤博幸 - 寺脇康文 (繊維会社勤務。ジャスミンを好き)

武川修三、秋田宗好

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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