ひとつ屋根の下2
(1997年4月期・月9)

脚本/野島伸司
プロデューサー/杉尾敦弘
演出/永山耕三、武内英樹、高丸雅隆


第7話 心にはダムがある

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小梅は涙ながらに帰宅した。達也は昨晩文也の件で忙しくして
いる間に小雪が行った行動を非難。ついにはお前は本当の妹で
は無いからそんな事が言えると言ってしまう。
小梅に逢いたいと改めて訪れる俊平にお前が悪いとばかりに
兄弟総出でタコ殴りにする。
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まさか兄ちゃんが小雪に言ってはいけないことを告げるとは
思わなかった。でも心配するあまりに暴走するからこそ兄ちゃ
んなのか。
小梅と小雪を助けられなかったことに対して、和也が達也に
二兎を追う者・・・と言った後に、達也のTシャツに二匹の
兎がプリントされている所が確信過ぎて笑えた。
しかも自分には生きている価値がないとして死ぬと言い出した
兄ちゃんの態度に大爆笑。

いよいよ南雲俊平と倉橋美保の関係が描かれた。
俊平の母親の再婚相手が美保の父親であり、乗り気でない縁談
に美保が口添えしているような間柄。でも美保が俊平の恋路を
邪魔する意味が分からん。しかも小梅の過去をバラしてまで
別れさせようとするのだから恐いね。しかしいずれは分かって
しまう事だし、タイミングの問題なのかな。

小梅が銭湯の煙突に登る描写は殆どギャグにしか見えない訳
だが、傷つき自殺しようとしている彼女にどのようにして
なだめるのか。自分のことを汚い体だと思っている彼女に
どのようにして違うことを訴えかけるのか、有る意味こういう
シチュエーションになったときにどんな声を掛けてあげられる
のか考えてしまった。これは兄弟であり兄ちゃんにしか掛けて
あげられない言葉だったなと思う。

小雪は達也に酷いことを言われ、前園俊雄の元へ。
彼は直前に小笠原に転勤になるので別れを告げに来たわけだ
けど、達也との思いを断ち切るためには、彼しか居ないのかな。
ウソを付いたこととピカリンであることを除けばとても良い人
なので、小雪が頼るのも分からないでもない。

しかし最後に驚くべきサプライズになってしまったね。
それと和也の水筒の中には本当にドーピングの為の薬が入って
いるのかも気になるところだ。

柏木達也 - 江口洋介 (長男。クリーニング店経営)
柏木雅也 - 福山雅治 (次男。医者)
柏木小雪 - 酒井法子 (長女。血の繋がりはない)
柏木和也 - いしだ壱成 (三男。工場勤務)
柏木小梅 - 大路恵美 (次女。大学生)
柏木文也 - 山本耕史 (四男。車椅子)
広瀬幸夫 - 山本圭 (医者)
兵頭五郎 - 小木茂光
木内祐蔵 - 清水紘治
中川京子 - 風吹ジュン
中川恵 - 安達祐実

望月実希 - 松たか子 (工場勤務)
早川真澄 - 黒田勇樹 (下宿人)
倉橋美保 - 伊藤裕子 (大学生)
望月章吾 - 森田剛(V6)
早川百合江 - 藤田弓子 (真澄の母)
前園俊雄 - 宇梶剛士 (教師。小雪の見合い相手)
川村泉 - 渡辺由紀 (元陸上選手・達也の同僚)
根本裕司 - 堀真樹 (陸上選手)
井上友史 - 北村総一朗
寺田奈美 - 浅井江理名 (文也の文通相手)
前川 - 冨士眞奈美 (柏木家の隣人)
中川誠次 - 加藤善博
南雲俊平 - 村田泰則 (テニス部の先輩)
南雲真理子 - 山村美智子
寺田良美 - 中村久美 (母)
寺田繁 - 山路和弘 (父)
津山新一 - 古川九一
橋田篤 - 山下徹大 (真澄の同級生)
小沢 - 山本顔ノ介
ヨシカワミチコ - 藤原紀香

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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