ひとつ屋根の下2
(1997年4月期・月9)

脚本/野島伸司
プロデューサー/杉尾敦弘
演出/永山耕三、武内英樹、高丸雅隆


第10話 小雪の命、雅也の愛、達也の叫び

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雅也が帰国。
病院に直行した雅也は、小雪を見ると何も心配するな、必ず
助けてやると告げる。
一方和也は再び走り始めることを決める。
達也は雅也にだけ小雪の病気の事実を告げたことに少なからず
ショックを受けていた。自分に出来ることは何かを考えたとき
自分には走ることしかないと考え、姉のために結果を出して
勇気を与えることを誓う。
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いよいよ雅也が合流。
彼が帰国したことで一番気になるのは、柏木家にはもう泊まる
場所がないという事ではないか。
一応小雪の部屋が使えるけど、小雪って小梅と同じ部屋で寝て
いたものね。

達也が川村泉と逢っている事を知って、早速怒りをぶつける
雅也。海外に行くときにも直前に喧嘩になっていたが、
再会にも早速喧嘩。喧嘩は一種のコミュニケーションとなって
いるので微笑ましい事なんだけどね。

ウソじゃなくて本気で好きになってやれという雅也。
言われるまでもなく達也も小雪のためにそうしようとしたの
ではないか。実希が好きって気持ちは頑張ってもどうなるもの
でもないと冷静に告げていたが、本当に人間の感情とは厄介
なものだ。

和也は仕返しに来た章吾に足を刺される。
意地でもこの脚本家は、マラソンをベストな状態で走らせない
つもりか。ベストで有っても結果はしれているのに、それでも
怪我を負わせてダメを押す。

兄ちゃんは神頼みに出る。雨の中を必死に祈った。

骨髄バンクに適合者がなく、いよいよ死期が現実の物となる。
小雪の母親さえも肝炎を患っているのでNGが出た。
小雪は不安に怯え、雅也は死んでも尚近くに居るために、自ら
も死を臭わせる。
唯一の希望は新潟にいる小雪の義理の妹・中川恵。
果たして骨髄は適合するのか。そして両親はこんな幼い娘に
移植の為に差し出すのか。

柏木達也 - 江口洋介 (長男。クリーニング店経営)
柏木雅也 - 福山雅治 (次男。医者)
柏木小雪 - 酒井法子 (長女。血の繋がりはない)
柏木和也 - いしだ壱成 (三男。工場勤務)
柏木小梅 - 大路恵美 (次女。大学生)
柏木文也 - 山本耕史 (四男。車椅子)
広瀬幸夫 - 山本圭 (医者)
兵頭五郎 - 小木茂光 (文也の絵の先生)
木内祐蔵 - 清水紘治 (医者。柏木家と仲が良かった)
中川京子 - 風吹ジュン
中川恵 - 安達祐実 (小雪の義理の妹)

望月実希 - 松たか子 (工場勤務)
早川真澄 - 黒田勇樹 (下宿人)
倉橋美保 - 伊藤裕子 (大学生)
望月章吾 - 森田剛(V6)(実希の弟。少年院から出所)
早川百合江 - 藤田弓子 (真澄の母)
前園俊雄 - 宇梶剛士 (教師。小雪の見合い相手)
川村泉 - 渡辺由紀 (元陸上選手・達也の同僚)
根本裕司 - 堀真樹 (陸上選手)
井上友史 - 北村総一朗 (胡散臭い画伯)
寺田奈美 - 浅井江理名 (文也の文通相手)
前川 - 冨士眞奈美 (柏木家の隣人)
中川誠次 - 加藤善博
南雲俊平 - 村田泰則 (テニス部の先輩)
南雲真理子 - 山村美智子
寺田良美 - 中村久美 (母)
寺田繁 - 山路和弘 (父)
津山新一 - 古川九一 (チンピラ)
橋田篤 - 山下徹大 (真澄の同級生)
小沢 - 山本顔ノ介 (チンピラのボス)
ヨシカワミチコ - 藤原紀香

渡辺由紀、阿部朋子、林真奈美、竹倉愛

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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