放課後
(ボクたちのドラマシリーズ
1992年10月15日〜11月12日、全5話木曜20時枠)

原作:山中恒『おれがあいつであいつがおれで』
脚本:戸田山雅司 
演出:星護、小椋久雄


第2話 カノジョのカラダに手を出すな!
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雷が落ちた日、あずさと浩平はすれ違い、そして心と体が互い
に入れ替わってしまう。

浩平はあずさの家で目が覚める。鏡を見るとやっぱり体が自分
ではなくあずさで有ったことに失望する。朝から両親があずさ
の様子を見に来る。今日は学校に行かなくても良いと告げ、昨晩
浩平に服を脱がされそうになっていたことを気に掛けるが、
アイツは痴漢ではないことを告げる。
一方あずさも浩平の家で目が覚める。
家族との朝食の際に、母親から夜遊びするのは勝手だが、女性
を泣かすことと警察沙汰になることだけはするなと忠告される。

あずさは浩平の元に行く。
ちゃんと髪の毛をとかしてきたのかと尋ねたり、足を広げて歩
かないでと語る。履き慣れていないスカートを履いた浩平は、
変な感覚であることを指摘する。
あずさは浩平に、下半身が突っ張っている事を告げると、男性
ならば仕方がないことを告げ、トイレにいけば治るという。
彼女はアレを見ることが嫌で今までトイレにいくのを我慢して
いた。

学校に到着すると、あずさは適当に話を誤魔化すよう告げる。
あずさは浩平に私は優等生なのだから、それ相応に振る舞って
くれと頼む。

教室に着くと奈美から声を掛けられる浩平。浩平はあずさの
座席が分からず困惑。一方あずさも浩平のクラスにいくと、
仲間から昨日女子部の生徒で変な奴が来たことを相談される。

授業中浩平は教師にさされるが、問題を解くことが出来無かった。

浩平は休み時間になると、仲間たちの居る屋上に行く。
仲間たちはあずさの姿をした浩平が来たことに驚く。しかも
タバコを吸い出した彼女。そこに浩平の姿をしたあずさがやって
きて急いでタバコを消す。先生に見つかったらどうするのかと
告げ、今貴方は浩平ではなくあずさである事を自覚してくれと
告げる。浩平は教室にいても居場所がない事を告げると、あずさ
は用意してきたアルバムを彼に見せると、友達には印を付けて
おいたので覚えて欲しいと頼む。

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あずさと浩平の初登校

体が入れ替わって初めての登校。
当然あずさは頭が悪くなり、浩平は突然優等生になる。
友達との付き合いに関してどうなるかと思ったけど、あずさと
浩平が行動を共にすることでその辺は上手くフォローされる。

体の違いに戸惑いを覚える二人

体の事で最も気にしているのはあずさ側だった。
お嬢様という事もあるのだろうけど、男性が女性の体に乗り移る
とある意味生々しくなりそうだからね。そういう意味では女性
側のリアクションを見る方が面白いのかも知れない。

バンドの練習に参加する二人

浩平は当然仲間との付き合いを考慮して参加したいが、浩平の
体ではギターは弾けない。あずさの体でギターを弾くことに
なり、浩平はキーボードを弾くことになる。

あずさは親友の恋の悩みを聞く

奈美からチェリーボーイズのライブを聞きに行った時に、
浩平の事が気になりだした事を告げられる。聞いているのは
浩平自身という事で難しい立場ではある。

ライバルのバンドマンと喧嘩になる

直也が喧嘩を吹っ掛けられ、浩平に援軍を求めるが、浩平は
逃げ回るばかり。あずさが敵を蹴散らしていくことになる。
それを見た直也は彼女に惚れていくことになるが、元々中身は
親友だということで気が合うことは当たり前か。

浩平もあずさが可愛いだと告げる

鏡の前で表情の練習をする際に、あずさの顔をマジマジと見る
浩平は可愛いと告げる。それを聞いたあずさは照れまくる。


秋山あずさ …… 観月ありさ (お嬢様)
高本浩平 …… いしだ壱成 (バンドマンの高校生)
若宮奈美 …… 諸岡菜穂子 (あずさの親友)
直也 …… 葛山信吾 (浩平の仲間)
前田洋治 …… 河相我聞 (浩平の仲間)
本條司 …… 武田真治 (生徒会長)
秋山光江 …… 田島令子 (あずさの母)
秋山宗一郎 …… 梅宮辰夫 (あずさの父)
高本正平 …… 森本レオ (浩平の父)
高本郁子 …… もたいまさこ (浩平の母)
バーのマスター …… 松崎しげる
菊池啓太 …… 阿久津健太郎

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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