恋人よ

脚本/野沢尚
出演/鈴木保奈美、岸谷五朗、鈴木京香、長瀬智也、櫻井淳子
佐藤浩市、水野美紀、芹沢名人、渡辺哲、江連健司、名幸一明
杉浦幸二、夏八木勲、斎藤みどり、庄司智久、久保文雄

第4話 日帰りの不倫旅行

神戸の友達に会ってきたいけど良い?
今日は千葉で新体操部の合宿なので帰宅は遅くなる。
愛永と航平はそれぞれの相手に帰宅が遅くなる事を告げる。
目的地は5歳の頃家族旅行した思い出の地沖縄。
二人は朝早く出掛けた。滞在できる時間は約7時間。
果たして思い出の場所を探し出すことは出来るのか。

相変わらず藤田達彦の存在が浮きまくり。
このキャラクターは本当に必要なのか?
後々効果的に使用されるのか、気になるところです。
しかし愛永もあっさりと彼を自宅に入れていたけど、なんと
なく有り得ない行動にも映る。

今回は二人で内緒の不倫旅行。
不倫といえど身体の関係はなく、心を通い合わせるだけの
関係。今回はその事について色々と興味深いやりとりが
行われた。

ドラマでは勘の鋭い遼太郎に、妻の旅行は一人旅ではなく
誰か連れが居るのではないかと勘ぐられてしまう展開だった。
取りあえずその相手が航平である確証を得るまでには至ら
なかったが、愛永にしても航平にしても目的地が違うことに
よってかなり怪しい展開。

さて今回は上述したとおり、この手紙だけの関係から一歩
抜け出したいと感じる航平と今のままで居たい愛永の面白い
やりとりが有った。この辺はある意味男性と女性の違いなん
だろうなと感じさせる。

手紙を書くことによって気持ちは募っていくのに、その後の
発展がないと語る航平に対して、身体と身体を合わせることは
絶望の第一歩だという愛永。このやりとりを聞いていると
航平に軍配の上がるようなやりとりの内容だった。
そもそもこの二人の関係、身体の関係の有無に関わらず、
手紙をやりとりをしている段階で不倫は成立しているように
思う。
身体だけの関係よりも心の交流の方が厄介な関係であり、
なんとも複雑な感じだ。

取りあえず今回は遼太郎からの追求は無かったので何事も
無かったように済んだが、今後修羅場が待っているのかな。

guest
沢村亜津佐、鴨川寿枝

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