ラブジェネレーション

脚本/浅野妙子、尾崎将也

第3話 涙雨に濡れた贈り物

日曜日の朝。理子からの電話で起こされる哲平。
今日は仕事先のお得意様である"篠山フーズ"の運動会のプロ
デュース。忘れていた哲平は歯磨き粉を口の周りに付けながら、
急いで現場に向かう。理子のお陰で遅刻は免れた。
理子は哲平の為のおにぎりの弁当(辛子タラコ)を作ってくる
が哲平が食べる前に社員のみんなに食べられて傷心。
哲平に起こしてあげたお礼を要求すると、夕飯を哲平が
奢ることになる。その夕食の場で3日後彼の誕生日である事
を知る理子。盛り上がっていると、哲平の友人であり理子
の事を好きな友人の吉本がやってくる。哲平は気を利かせて
彼らを二人きりにして帰ってしまう。
そんな哲平の態度に理子は怒るが、翌日職場で昨日の埋め
合わせにクラブに誘う哲平。だがそこにも吉本が来て
理子は信じられない様子。しかし吉本はセッティングして
くれたお礼に気を利かせてその場に水原を連れてきていた。

哲平の誕生日。
祝ってくれる人は多い中、彼のことを最も思っている人から
の気の利いたプレゼントのハズが、仲違いしてしまう話し。

ドラマは整合性に無理がある場面が多い訳で、哲平とエリカ
が関係を持とうとするところを強引に理子が割ってはいる流れ
辺りは不自然そのものだが、哲平と理子の息のあったプレイ
が見られるわけで、その辺は仕方がないのか。

このドラマ、水原には哲平への気持ちが皆無なのだろうか。
それと哲平の理子に対する気持ちも今のところ、何も芽生える
ものがないのだろうか。

水原が手編みの手袋をプレゼントするが、哲平は無神経だと
突っぱねる。そんなに怒ることだろうか?

逆に哲平は理子の事を友人の吉本とくっつけようとしている
無神経さが存在する。ただ理子の気持ちを哲平が理解して
いるわけではないので、無神経だとは言えないのかも知れな
いが、吉本の存在があまりにも浮いている所が、悲しい所。

ただ誕生日だと知って喜ばせようとする為に、雨の中
彼の帰宅を待っていたり、手品を披露したりするのを見て
好意が有ると分からないようでは、鈍感以外の何者でもない
かな。取りあえず次回二人が対面するときどんな顔をして
会うのか楽しみである。

片桐哲平 - 木村拓哉 (元彼女さなえの事が忘れられない)
上杉理子 - 松たか子 (哲平の事が好き。哲平と同じ職場)
片桐荘一郎 - 内野聖陽 (哲平の兄。さなえと婚約)
水原さなえ - 純名里沙 (荘一郎にプロポーズされる)
高木エリカ - 藤原紀香 (理子の友人。哲平が好き?)
黒崎武士 - 平田満 (哲平の上司)
白石奈美 - 森口瑶子
吉本民夫 - 川端竜太 (哲平の親友。エヴァ好き)
佐々木大作 - 井筒森介
上杉謙一 - 井川比佐志

guest
岸博之、井之上隆志、山崎直樹、近藤京三、原田修一
長嶺尚子、丸山浩之、浅見貴子、三枝慎、中村育二
堀真樹、高杉航大、川畑タケル、伊藤和重、松本修

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