ラブジェネレーション

脚本/浅野妙子、尾崎将也

第4話 愛のない一夜

理子は昨日哲平の誕生日を祝うために、雨の中外で待っていた
のが祟り、風邪をひいて会社を休む。哲平は家に忘れていった
手品道具を持って見舞いがてら理子の自宅を訪れる。
ドアをノックしても反応無し。しかしドアの鍵が開いていた
為に中に入ってみると理子は布団で寝ていた。
お見舞いのサボテンを置いて早々に立ち去ろうとするが、
理子はなんとか理由を付けて哲平を帰らせたくない様子。
お腹が痛い振りをするが、彼女は病気になって以来何も
食事をしていなかった為にお腹が空いていたのである。
何か買ってきて欲しいと哲平に頼む。ゴミ箱を覗くとカップ
ラーメンの殻の山に気がついた哲平は、お粥を作ることに
した。

荘一郎と水原の結納が日曜日に決行される。
水原の両親も実家から出てくる事で哲平は複雑な様子。
幸せを満喫出来るはずの荘一郎も、元彼女である白石奈美
との再会で複雑な心境に陥る。

互いの気持ちが分からずに苦悶するような話しだった。

荘一郎の様子がおかしいのを知り、この結婚に疑問を持って
いるのではないかと悩むのは水原。

突如現れた白石奈美という人物は荘一郎にとってどんな人物
なんだろう。結婚して苗字が変わっている様で、最初に対面
したときは荘一郎も気がつかなかった。
白石の話では、犯罪者の娘が犯罪者になっただけだといって
いた事から、もしかすると荘一郎は出世を気にする余り、
逮捕された白石の父親の事を嫌い、白石と別れたって事に
なるのか?
確か警察官になるには、身内に犯罪者が居てはなれない職業
だよね。

一方理子と哲平は急速に関係が接近していたものの、哲平と
エリカの会話を立ち聞きして以来、理子の様子がおかしくなる。
哲平は今でも水原に気があること。理子の事を好きでもない
のにその気にさせて良いのかというエリカの言葉。

理子は自分の気持ちに嘘を付いて吉本とデートする事になるが
こんな行動がドラマらしい態度だね。わざわざ事態を複雑に
させようとするもの。

哲平が水原の事を好きなのは理子だって承知しているハズなの
に、不自然に態度を急変させる辺り、イマイチ理解できない。

ちょっとこのドラマは吉本の役割と存在感が無さ過ぎるのが
悲しいね。

冒頭でさとう珠緒と椎名桔平が登場。
さとう珠緒は、理子の元カレ(ミチル)の今彼女という役。
ミチルは一流企業に勤めているのかな。
哲平が機転を利かし、自分の存在を専務取締役に見立てて
理子の自尊心を上手く守った。そして元カレに理子と別れた
事を後悔させようと画策した。

椎名桔平は専務取締役の男性。
仕事先のお得意さんなのか。
怪しげな関西弁を喋っていたが、こんなチョイ役で終わり?

片桐哲平 - 木村拓哉 (元彼女さなえの事が忘れられない)
上杉理子 - 松たか子 (哲平の事が好き。哲平と同じ職場)
片桐荘一郎 - 内野聖陽 (哲平の兄。さなえと婚約)
水原さなえ - 純名里沙 (荘一郎にプロポーズされる)
高木エリカ - 藤原紀香 (理子の友人。哲平が好き?)
黒崎武士 - 平田満 (哲平の上司)
白石奈美 - 森口瑶子 (荘一郎の元彼女。麻薬で捕まる)
吉本民夫 - 川端竜太 (哲平の親友。エヴァ好き)
佐々木大作 - 井筒森介
上杉謙一 - 井川比佐志 (哲平の親友。)

guest
片桐孝太郎 - 伊藤孝雄
片桐康子 - 夏桂子
小笠原是清 - 椎名桔平

岸博之、井之上隆志、山崎直樹、近藤京三、原田修一
長嶺尚子、丸山浩之、三枝慎、中村育二
堀真樹、高杉航大、伊藤和重

山野史人、さとう珠緒、堀真樹、野村信次、木村翠

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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