ラブジェネレーション 脚本／浅野妙子、尾崎将也

第6話 愛の混浴露天風呂

哲平と理子、二人は一晩を共にする。
幸せを満喫する理子は、この幸せに対し声を大にして言い
ふらしたいという。
一緒の出社は不味いとして哲平は理子と距離を置こうとする。
更に営業に一緒についてくる理子に対して、哲平は社内恋愛
は不味いので付いてくるなという。この恋愛に対して上手く
行かなかった時のこと、先の事について不安視するような
事を言う哲平に、理子は失望する。
しかし理子は哲平と関係を持ったことをエリカや吉本に
語る。そして理子と哲平は荘一郎とさなえと一緒に夕食を
取る。その席で先日荘一郎が言い訳に語っていた中国人の
強制送還について嘘で有ることを知っていたさなえは、彼に
問いただす。仕事のことで詮索されたくないという荘一郎
との間で険悪なムードになったのを察した理子は、ビール
を買いに行こうと荘一郎を誘い、互いに頭を冷やす機会を
与える。

今回は哲平と理子の仲が深まっていく中で、荘一郎とさなえ
の間に問題を発生させて、哲平の気持ちを揺さぶる話しで
ある。そんな彼の気持ちを知って、理子の心の中でも不安を
募らせるものの、哲平を信じるといった感じだね。

荘一郎は元彼女である白石奈美から付きまとわれ始める。
真面目な彼は別れた原因が自分にあるとして、その責任を
取ろうとする考えなのか、白石からの要求に断り切れない。

哲平と理子は喧嘩したり仲を取り戻したりする関係が
続いているが、この喧嘩も当然ながら本気のものではなく、
見ていて微笑ましいものが存在している。
社員旅行のエピソードが挿入されたが、その中でヤキモチ
を焼かせたり、自分の今の気持ちを正直に語ったりして、
より強固な関係を築き上げようとする意図が見られた。

混浴に入ったり、翌日出社した際に哲平が社員の前で理子
との関係を告白したりする辺りは、如何にもキムタクらしさ
が出ているシーンの一つだ。

理子はやたらと哲平のことをスケベだという場面が見られる
が、恋人関係になり始めた頃の初々しさなんかも見られて、
互いに心情を探り合う姿がなかなかリアルで楽しいね。

片桐哲平 - 木村拓哉 (元彼女さなえの事が忘れられない)
上杉理子 - 松たか子 (哲平の事が好き。哲平と同じ職場)
片桐荘一郎 - 内野聖陽 (哲平の兄。さなえと婚約)
水原さなえ - 純名里沙 (荘一郎にプロポーズされる)
高木エリカ - 藤原紀香 (理子の友人。哲平が好き?)
黒崎武士 - 平田満 (哲平の上司)
白石奈美 - 森口瑶子 (荘一郎の元彼女。麻薬で捕まる)
吉本民夫 - 川端竜太 (哲平の親友。エヴァ好き)
佐々木大作 - 井筒森介
上杉謙一 - 井川比佐志 (哲平の親友。)

guest
岸博之、井之上隆志、山崎直樹、近藤京三、原田修一
長嶺尚子、丸山浩之

大原かおり、松本じゅん、星川なぎね、王建軍

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)