続・星の金貨 脚本／山崎淳也

第5話 暴かれた愛の真実…もう一人の兄弟の罠

彩と秀一が北海道に向けて空港で落ち合う。
今にも旅立とうとするとき、突然携帯電話が鳴る。
拓巳が夜中の工事現場でエレベーターの故障により落下し
大けがを負ったとの事。すぐに病院に戻る二人は、手術に
執刀する事になる。そして拓巳の怪我は予想以上に深く、
脊椎の損傷により下半身不随で有ることを知るのだった。

今回は何と言っても最後に矢上が語ったことだろう。
拓巳は矢上の本当の弟だという。
その事実が本当ならば、エレベーター事故は彼が細工したとは
少し考えづらい。
しかし小泉がメモの文字を見て、矢上の文字と似ていると語って
いたところを見ると、何人かの人物が一連の事件に関わっている
ような感じだ。

今回は下半身不随の事実を拓巳本人になかなか語ることが
出来ないもどかしい展開が続く。
この告知を誰が行うのか。
彩が拓巳の精神的な強さを信じて語るシーンは、色んな意味で
複雑な思いにさせてくれる。しかし告知しても一番蟠りのない
人に言われたのではなかろうか。

矢上の口の悪さは彩だけでなく、矛先は秀一にも向けられる。
秀一は地位も名誉も有るのだから、彩を譲るくらい良いのでは
ないかという。この人を止める人は誰もいないのか!?

結城グループが病院の管財人を下りた人により、新病院建設が
頓挫する。しかし去る人有れば来る人も有るのか。沢井家が
凄い金持ちだという設定は、ドラマらしくとても出来すぎな
展開だった。

酒井法子 (倉本彩) 耳が聞こえず喋れない。秀一を愛する
大沢たかお (永井秀一) 彩にプロポーズ。しかし祥子との間に子。
竹野内豊 (永井拓巳) 次男。彩のお陰で立ち直った。
細川直美 (結城祥子) 秀一を愛するが心臓が弱く出産時亡くなる。
西村知美 (遠藤園子) 彩の親友。神崎と結婚
田中美奈子 (小泉美和) 医者
宝生舞 (沢井梨花) 患者。結婚を誓い合う恋人を亡くす
沢村一樹 (矢上俊明) 医者。
戸田菜穂 (川村景子) 看護婦。矢上が好き
北原雅樹 (新井義彦) 元患者
丘みつ子 (結城貴子) 祥子の母
西尾拓美 (神崎直人) 医者。園子と結婚
田島穂奈美 (牧野のぞみ) 患者
来栖あつこ (藤原敏江)
佐多恵里香 (中井加奈子)
山崎裕里 (谷村美樹)
加賀谷純一 (小宮肇)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)