続・星の金貨

脚本/山崎淳也

第10話 衝撃の失明!愛する人をもう見られない

お前のような偽善者を愛するハズがない。それを証明する。
そういうと矢上は彩を破壊するため彼女に襲いかかる。
しかし割れたビンを手にする彩はそれを突き刺そうと彼に
近寄る。出来るはずがないという矢上。しかし彩の目を見た
彼は突然怯えだし、その場から飛び出してしまう。
翌日、拓巳は彩にお礼を言う。
自分の事を医者に戻してくれたこと。それによって自分以外の
生と繋がることが出来た充実感を体感できているという。
更に彩から人を愛する痛みや苦しみを教えてもらったと。
自分には何も返すものがないというが、彩は何も要らないと
言い、あなたが幸せになることが私の幸せである事を告げる。

色々と驚くような逆転劇が有った。
その中でも沢井グループが結城グループに乗っ取られる事件が
発生したこと。ドラマを面白くさせるためとはいえ、実に
強引な展開だ。これで沢井の役割は終わったと言うことか。

新井と秀一が会ったことにより、彩が様々なアルバイトをしてい
る事実が秀一に伝わる。そして彩が金銭目的ではなかった事を
悟る。しかし今更気がつくとは、本当に彼女のことを信じて
愛しているのだろうか。このドラマ、他人によって簡単に心情を
揺さぶられてしまい、大切な人以上に他人を信じてしまう。

今回は何と言っても拓巳と秀一の和解したこと。
和解とはいえ、結局は秀一が折れたというのが正しいもので、
一人の女性を愛した結末は万物に同じ様な幸せが提供される
わけではない。
しかし初めて本音で語り合えたことは、色んな意味で良かった
と思う。

拓巳は北海道で細々と暮らそうとするが、誰と一緒に行くのか、
実に回りくどい言い方で問題を引き起こしてしまう。
一緒に行こうとしていた人に誤解された結果、またしても彩を
傷つける。何処まで制作陣はサディスティックなのか。

秀一が最後に捕まってしまうことと、ようやく悪夢から目覚めた
小泉が矢上の事を調べていた結果が気になる。

酒井法子 (倉本彩) 耳が聞こえず喋れない。秀一を愛する
大沢たかお (永井秀一) 彩にプロポーズ。しかし祥子との間に子。
竹野内豊 (永井拓巳) 次男。彩のお陰で立ち直った。
細川直美 (結城祥子) 秀一を愛するが心臓が弱く出産時亡くなる。
西村知美 (遠藤園子) 彩の親友。神崎と結婚
田中美奈子 (小泉美和) 医者
宝生舞 (沢井梨花) 患者。結婚を誓い合う恋人を亡くす
沢村一樹 (矢上俊明) 医者。
戸田菜穂 (川村景子) 看護婦。矢上が好き
北原雅樹 (新井義彦) 元患者
丘みつ子 (結城貴子) 祥子の母
西尾拓美 (神崎直人) 医者。園子と結婚
田島穂奈美 (牧野のぞみ) 患者
来栖あつこ (藤原敏江)
佐多恵里香 (中井加奈子)
山崎裕里 (谷村美樹)
加賀谷純一 (小宮肇) 沢井会長の代理人

guest
市原清彦、伊達昌平、広島実、白木隆史、鷲単知行、松上順也
田中里佳

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