ナースのお仕事3 (フジテレビ2000年4月期ドラマ) 脚本・演出・プロデュース／両沢和幸 (1) 脚本／橋部敦子、金子ありさ (2) 演出／岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹 プロデュース／大賀文子

第2話 指導係失格!いずみVSまどか大乱闘!

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いずみは朝から厄介な患者を担当させられる。
徳川正一・48歳。脳出血により半身不随になった患者が毎朝
必ず入浴を求めてナースコールしてくるのである。
そんな中、申し送り中にまどかは爪にマニキュアを塗っていた。
その態度に呆れるばかりのいずみ。
一方患者達はナースランキングを付けて楽しんでいた。
一位は朝倉いずみとの事で彼女はそれを知って喜ぶが、よく
見るとドジナースのランキング。新人が上位を占める中で4年
目なのによくぞ一位になったと沢田医師も悪ふざけ。そんな
責められているいずみの事を健太郎だけは庇うのだった。
いよいよ患者の希望が叶い、正一を風呂に入れることになる。
入浴介助には二人のナースが付き添う決まりであり、いずみと
まどかが担当する。しかしまどかの鈍くさいやりとりの中、
いずみは一人浴槽に落ちて水に浸かることになる。
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今回はまどかの失敗が全ていずみに降り掛かることで、いずみ
は指導医を降りると言い出す。またまどかは入浴介助中の失敗
によりその場から逃げ出しナースを辞めると言い出す。

いずみの新人の頃に比べて、まどかの破天荒っぷりが披露され
ている感じ。流石に職場でマニキュアは無いでしょう。
しかも患者をほっといて逃げてしまうなど言語道断。
厳密に言えばこんなナースに仕事をさせることへの拒否感が
漂う内容だが、所詮はドラマの世界だからね。

いずみは先輩ナースの翔子に励まされ再び指導医として復帰
するのと同時に、まどかに対しては先輩であるいずみが対応に
当たる。

翔子が過去に手の掛かる新人が居たとする辺りのやりとりは
実感こもっていたし、今のいずみにかつての自分の苦労を
感じさせようとする辺りはとても面白く出来ていたと思う。

柏餅をまどからの乗る車によって潰されてしまう訳だが、
この事態を引き起こしたのはいずみが転けたことが原因なの
だから責めるのは筋違いではないかと。

いずみの悩むところを上手く支える役目の健太郎とはいずれ
恋仲に落ちるとは思っていたけど、早くもキスしてしまう辺り
はまた展開が早いな。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子
工藤幸子 …… ふせえり
松坂弘子 …… 高田聖子

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆
水島龍太郎 …… 岡田浩暉
杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫（患者） …… 石井正則
毛利正（患者） …… 石塚義之
斉藤善平（患者） …… 螢雪次朗
伊達政治（患者） …… 大河内浩
明智大介（患者） …… 和田周
今川義之（患者） …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

徳川正一 …… 大竹まこと (患者)

石井トミコ、まいど豊、上野潤、松澤仁晶

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)