ナースのお仕事3
(フジテレビ2000年4月期ドラマ)

脚本・演出・プロデュース/両沢和幸 (1)(4)
脚本/橋部敦子(3)(6)、金子ありさ (2)
演出/岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹
プロデュース/大賀文子

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nurse3/

第6話 先輩ミスしたの?

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育児の為に沢田が病院を辞めたことで責任の多くを翔子が背負
う事になる。その為気を張りつめナースステーション内でも
翔子の怒号が飛び交う事が多くなっていた。
一方いずみは健太郎との同居生活が始まる。今日もいきなり
遅刻。高杉がいずみに掛かってきた電話を取ったものだから、
それを知った翔子からは嫌みを言われる。
そんな中、病院に新しい患者である・山形大作が入院してくる。
最近ナースのミスが社会的にも賑わせている為に、ミスだけは
くれぐれもしないようにと告げるのだが・・・
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今回は珍しく翔子が医療ミスをする話だった。

育児の為、翔子の仕事のために自ら現場から退いてしまった
夫・沢田の為にプレッシャーを感じ普段以上に気を張りつめて
仕事に精を出す翔子がミスを冒す。

ミスは単純なもの。
点滴用の薬剤を注射器に注入中にナースコールが鳴り、戻って
きた頃には別の患者の注射器がすり替わってしまっていたという
もの。
単純なミスだが一つ間違えば亡くなる所だった。

一番最初に気がついたのは翔子の傍にいるいずみ。
翔子の様子がおかしいことに気がつき本人に問いただすも何も
無いという。そこで婦長・根本にその事を告げた事で、翔子は
婦長に事実を告げる。

これだけで終われば良かったが、いずみが婦長に告げ口をした
として、本人には余計な行動に取られたらしい。
最近イライラして八つ当たりしていること。そんな事ではミス
しても誰も同情してくれないですよと言われ、逆ギレした翔子は
いずみを引っぱたいた。

そんな展開の中、いずみがまどかに健太郎を巡って嫉妬する
シーンが可愛らしい。誤解だとはいえ踊りに誘われ断れない
のが如何にも健太郎だね。

医療ミスに関しては、気難しい感じの息子が病院を訴えると言い
出す。しかし患者本人が眠れない事に気がついたいずみが、謹慎
中の翔子に相談。枕が高すぎるのではないかとのことで、バッチ
リ予想は当たった。最後に患者本人が病院を訴えないといった
ところは良くできたところだった。

家庭を守ろうとして必死に働いている男性陣の苦悩が、翔子の
今回のエピソードを通して分かるという作りだろうか。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子
工藤幸子 …… ふせえり
松坂弘子 …… 高田聖子

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆
水島龍太郎 …… 岡田浩暉
高杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫(患者) …… 石井正則
毛利正(患者) …… 石塚義之
斉藤善平(患者) …… 螢雪次朗
伊達政治(患者) …… 大河内浩
明智大介(患者) …… 和田周
今川義之(患者) …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

山形大作 …… 奥村公延 (腸閉塞で入院)
山形茂 …… 宇梶剛士 (大作の息子)

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