ナースのお仕事3 (フジテレビ2000年4月期ドラマ) 脚本・演出・プロデュース／両沢和幸 (1)(4) 脚本／橋部敦子(3)(6)(7)、金子ありさ (2)(8) 演出／岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹 プロデュース／大賀文子 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nurse3/

第8話 モデルになりたい

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患者の引き継ぎのために記録を取っているが、相変わらずまど
かの仕事っぷりはいい加減。そのしわ寄せは指導係のいずみに
回ってくる。
今日もまどかはモデルの言葉に感化され、特別な飲料水を持っ
てやってくる。その水を取り上げようとするいずみと争いに
なり机の上に水をぶちまけてしまう。

本日外来の患者がやってくるという。仕事中に左足を20針縫っ
たという20歳代の男性・長谷川竜也。しかし彼はナースが目を
離した隙に居なくなる。いずみのドジっぷりが功を奏し、竜也
を見つけることが出来た。なんとそこで赤木とは同級生で有る
事が発覚する。赤木と竜也は6年ぶりの再会だという。
話を聞いていくウチに、竜也は赤木の高校時代の事を色々と
語る。派手な格好をしていた為に先輩からイジメの対象になっ
ていた事や、音痴だという事など・・・更にはなんと二人は
付き合っていた事が発覚する。
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今回は赤木の意外な過去が分かる話だった。

現在でもよくモデル関係の雑誌を読んでいたりするのは、彼女
が高校時代からモデルに憧れ目指していた為のもの。更に現在
でも読者モデルに応募し、モデルの夢を諦めていない事が分かる。

今回は何と言ってもやりたい放題のまどかに一石を投じるよう
な展開を用意したこと。彼女の過去を知ることで、ナースたち
が悪のりして彼女を責め上げていく展開は爽快だったのでは無か
ろうか。

竜也は怪我で入院するも、食欲の無さを訴えていたこともあり
レントゲンを撮ると肺過誤腫である事が発覚。良性の腫瘍なので
手術すれば良くなるが、運の悪いことに手術を行うとオーディ
ションには出られないという展開だ。

手術を延期するものかと思ったがそういう葛藤はなく、意外と
あっさり手術を受け入れた感じ。しかし夢だったライブハウス
でのデビューに暗雲が立ちこめ、逆にまどかは読者モデルの
オーディションに受かったことにより、より卑屈になる状況を
用意した。

ナースなのかモデルなのか。
あまり深い葛藤ではなかったが、婦長の一言がまどかの心に
響いただろうし、無茶をして竜也が意識不明の状態に陥った
時に、彼女にナースとしての活躍を用意する。
いずみにも先輩の役割を与えたし、今でも好意を持つ竜也から
お前が看護師で良かったというセリフを聞けただけでも、まどか
がナースを継続する理由を上手く提示したと思う。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子
工藤幸子 …… ふせえり
松坂弘子 …… 高田聖子

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆
水島龍太郎 …… 岡田浩暉
高杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫（患者） …… 石井正則
毛利正（患者） …… 石塚義之
斉藤善平（患者） …… 螢雪次朗
伊達政治（患者） …… 大河内浩
明智大介（患者） …… 和田周
今川義之（患者） …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

長谷川竜也 …… 金子賢 (バンドマン。まどかの同級生)

石栗陽志、赤間麻里子、西山知佐、北上玄一、吉田現太
鈴木祥二郎

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