ナースのお仕事3
(フジテレビ2000年4月期ドラマ)

脚本・演出・プロデュース/両沢和幸 (1)(4)(9)
脚本/橋部敦子(3)(6)(7)、金子ありさ (2)(8)
演出/岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹
プロデュース/大賀文子

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nurse3/

第10話 クビになっちゃう

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赤木が面白い話しを聞いたとしてナースステーションで語り
始める。外科のナースの中から一人がリストラになるという
のである。情報源は内科のナース。確認すると内科でも一人
リストラでナースが辞めていったとのことだった。
婦長は院長室に乗り込み大久保にリストラに対して反対の旨を
告げる。辞めてもらうべきナースは一人も居ないと言うが、
院長は人選は婦長に任せると言って取り合わなかった。

いずみと赤木は仕事が終わると飲み屋で一杯飲む。
赤木の予想外の酒の強さにいずみは負けじと飲みまくる。
遅れてやってきた翔子は既に出来上がっているいずみを見て
仕方なく介抱する。いずみは翌日翔子の家のベッドの上で
目を覚ますことになる。

翌日の病院ではナースたちは婦長の機嫌取りを行うようになる。
なんとあの大島さえもそれに加わりナースたちは仕事が疎かに
なる。その事態を受けて翔子はみんなを呼び出し、仕事に集中
するよう告げるが、私達には生活がかかっているとしてナース
たちも必死だった。リストラNO.1候補のいずみだけは我関せず
とばかりにのんきな態度を見せる。翔子にあなたが一番危ない
と告げられ、いずみは高杉の元に泣きつくことになる。
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今回はリストラを言い出した院長自身が入院患者として運ばれ
る事になる。

婦長はリストラを一任されるが不必要な人など誰一人として
居ないとして、どうしてもというならば自分が辞めると言い出す。

院長が風呂場で転んだことで骨折し運ばれてくる。
ナースたちは全ての元凶は院長とばかりに、ナースの仕事を
利用して院長に仕返しする。
正直仕返しは面白いとは思うのだが、これをやっても当然
問題が解決するわけはない。

ドラマとしてはナースの仕事を何処か軽視していた院長にナース
の存在の偉大さを実感させて、リストラへの動きを自ら辞めさ
せるという展開を用意した。

婦長が荷物を片付けるときに出てきた手紙の数々。
これまでナースとしてお世話してきた患者からの感謝の手紙。
なかなか現場では必要性を理解されないていないが、患者には
伝わっている所が泣けるね。

院長はまさかの吐血。食道静脈瘤の破裂。
仕返ししていたナースたちも、そんな態度を見せて一番悲しむ
のはこれまで指導してきた婦長だとして心を入れ替えた。

しかしこの院長とんでもないな。
ソープ嬢に貢いでいたものを全て経費として処理していたという。
一応無理の有りそうな設定だが丸く収まったので良かった。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子
工藤幸子 …… ふせえり
松坂弘子 …… 高田聖子

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆
水島龍太郎 …… 岡田浩暉
高杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫(患者) …… 石井正則
毛利正(患者) …… 石塚義之
斉藤善平(患者) …… 螢雪次朗
伊達政治(患者) …… 大河内浩
明智大介(患者) …… 和田周
今川義之(患者) …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

大久保ひさし …… 神山繁

久瑠あさ美

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