ナースのお仕事3
(フジテレビ2000年4月期ドラマ)

脚本・演出・プロデュース/両沢和幸 (1)(4)(9)(14)
脚本/橋部敦子(3)(6)(7)(10)(13)(16)(17)
金子ありさ (2)(8)(11)(12)(15)
演出/岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹
プロデュース/大賀文子

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nurse3/

第17話 私が育てたナース

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もっと大きなベッドが欲しい。出来ればガーデニングなども
やりたい。いずみと健太郎は色々と新しい生活に思いを馳せ
会話する中、いずみのアパートの大家・平塚が通りかかる。
健太郎が居候していることは内緒なのですぐに身を隠すが、
大家は既に二人が同棲していることを知っていた。そんな大家
は突然腹痛を訴える。冷たいものを食べたからだと告げるが
いずみは一度病院で検査してもらった方が良いと語る。

翌日、婦長からそろそろまどかを一人で患者に対応させては
どうかという話になる。いずみもやっと赤木から解放される
として大喜び。そんな中、平塚が検査入院のために病院にやっ
てくる。彼女を担当するのは赤木になるのだが・・・
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毒をもって毒を制す。
騒々しい患者・平塚に対し、常識外のナースを応対させる。
果たして無事お世話が出来るのか。

ちょっと患者・平塚の有り得ない常識外れっぷりが目に余る
展開だった。何処まで非常識を繰り替えするのだろうかと
思っていた所で明らかになる寂しい境遇。まるでワイドショー
などでご近所たちに騒がしくしたり、意味もなくゴミを集めた
りする人たちの心理が伺える話だったのだろうか。

展開としてはなんとなく先が読めるような感じだった。
腹を痛くしてうずくまるタイミングはまさにドラマとしては
ワンパターン的なもので、吐血する量がまた凄い。

いずみのメロンパンネタも色んな所で挿入されたし、ドラマ
としては意外性はない。

大切にしている写真に映る娘と孫の姿。
何故娘たちと疎遠になっているのかが、今回のドラマの最も
興味とするところ。
嫌われているのではなく既に他界している事実が存在し、
あの赤木さえも同情するところは、それまで騒がしくしていた
事でのギャップが良い感じに響いているのか。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子
工藤幸子 …… ふせえり
松坂弘子 …… 高田聖子

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆 (外科医。健太郎の大学の先輩)
水島龍太郎 …… 岡田浩暉
高杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫(患者) …… 石井正則
毛利正(患者) …… 石塚義之
斉藤善平(患者) …… 螢雪次朗
伊達政治(患者) …… 大河内浩
明智大介(患者) …… 和田周
今川義之(患者) …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

平塚花江 …… 石井トミコ (いずみが住むアパートの大家)
与謝野鶴子 …… 銀粉蝶 (患者)
樋口多江 …… 川俣しのぶ (患者)
日野礼子 …… 伊達みず恵 (患者)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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