ナースのお仕事3
(フジテレビ2000年4月期ドラマ)

脚本・演出・プロデュース/両沢和幸 (1)(4)(9)(14)(21)
脚本/橋部敦子(3)(6)(7)(10)(13)(16)(17)(19)
金子ありさ (2)(8)(11)(12)(15)(18)(20)
演出/岩本仁志、木村達昭、木下高男、平野眞、平井秀樹、林徹
プロデュース/大賀文子

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/nurse3/

第21話 先輩がフリン?

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高杉は今日大事なオペが有るにも関わらず昨晩3時まで浜野と
飲んでいて目覚めが悪い。しかしいずみのキスで送り出すこと
で目が覚める。
一方尾崎は沢田と喧嘩していた。久しぶりに尾崎から沢田に
夜の営みを迫ったにもかかわらず沢田の機嫌が悪く断られた
という。
沢田は仕事場で高杉に不満を漏らす。昨日は誕生日だったのに
完全にすっぽかされた事。

尾崎の元に一本の電話が鳴る。
かつて新人の頃に良くしてもらった医師の麻生伸一からだった。
現在入院している彼は別の病院からこの病院へと移送されて
くるという。大事な患者だから丁重に扱ってとナースたちに
指示する翔子は、沢田と喧嘩している隙に、麻生との距離を
縮めていく。
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これまでいずみと高杉の間で恋愛感情のもつれを演じてきたが
ここに来て尾崎家の事情が描かれた。

珍しく翔子側から"仲良くしよう"とベッドの中で近寄るも
これまた珍しく沢田側が拒否したことから始まる。
拒否の仕方も翔子が吹っ飛ばされるくらいの激しいものだった
のでこの時点で原因に気がついてあげなければならなかった
のかも。

今回は患者・麻生がやってくる事で話がややこしくなった。
麻生はかつて翔子を巡り、沢田と共に三角関係が続いていた
という。
夫婦で喧嘩している関係上、これ見よがしに翔子が麻生と仲良く
する姿が演出される。

怒っている手前沢田先生も翔子に気があるという素振りを見せ
られないところが苦々しいが、それでも麻生に近づく彼女を
必死に遠ざけようとする辺りが笑えた。

さて麻生は残念ながら癌の進行は早く、開腹して厳しい現実を
間の当たりにする。麻生も転院してくるくらいだから、その
現実は分かっていたのだろう。取り乱す彼の姿は人間らしい
ものではあるが、それでもパートナーとして見ると頼りない
存在に映るかも知れない。

人は何時かは死ぬ。その時までどう生きるかだと声を掛ける
沢田の言葉に患者・麻生だけでなく医師の高杉も感化されていた。

ちょっと沢田が元気づけるためとはいえ、直前にオペをすれば
必ず治ると告げた辺りは安易な発言だったのかも知れないけど
ね。

朝倉いずみ …… 観月ありさ (ナース4年目)
尾崎翔子 …… 松下由樹 (主任)
根本雅子 …… 吉行和子 (婦長)
大島冴子 …… 伊藤かずえ (翔子が産休の間の主任)
赤木まどか …… 神田うの (新人ナース)
上原真弓 …… 国分佐智子 (ナース)
工藤幸子 …… ふせえり (ナース)
松坂弘子 …… 高田聖子 (ナース)

沢田俊介 …… 長塚京三 (外科医)
浜野雄一 …… 石原良純 (外科医)
桂木京子 …… とよた真帆 (外科医。健太郎の大学の先輩)
水島龍太郎 …… 岡田浩暉 (外科医。かつて若葉会総合病院にいた)
高杉健太郎 …… 藤木直人 (研修医)

織田和夫(患者) …… 石井正則
毛利正(患者) …… 石塚義之
斉藤善平(患者) …… 螢雪次朗
伊達政治(患者) …… 大河内浩
明智大介(患者) …… 和田周
今川義之(患者) …… こねり翔
沢田まりあ …… 前田歩未夏

麻生伸一(尾崎の元彼) …… 羽場裕一

石栗陽志、杉本美穂、あん

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