トリック (2000年7月期・テレビ朝日) 脚本：蒔田光治（episode1,2,5）、林誠人（episode3,4） 演出：堤幸彦（episode1,5）、保母浩章（episode2）、大根仁（episode3）、木村ひさし（episode4）

第8話 千里眼を持つ男…
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明治4年、ミフネチズコという女性は千里眼事件を起こす。
しかし自殺によって幕を閉じた。しかしその当時現在の価値に
して億単位の金を儲けたという。

奈緒子は暑さで目が覚める。扇風機が壊れて機能しない。
そんな中ドアを叩く音が聞こえる。霊の声なのか、火の玉まで
も出現し、幽霊と対面した奈緒子は気絶してしまう。

翌朝気がついた奈緒子は大家から、屋久歌声商店街主催のラドン
びっくり人間コンテストが有るという。商品は伊香保温泉との
こと。奈緒子は早速参加することになる。

大木凡人が司会、ゲスト審査員として次郎が呼ばれていた。
色んな芸人が出てくる中、奈緒子は得意のマジックを使って、
ボールが浮遊するマジックを見せる。しかし途中でボールを
操っていた糸が切れてしまい惜しくも章を逃す。
そんな中、その場に千里眼を持つという桂木弘章という人物
が飛び入りで参加する。他人がスケッチブックに書く数字を
アイマスクを使って書くところを見えないようにし、弘章が
当てるという物。会場の中から選ばれたヨネモトヨネが数字
を書き出していくと当ててしまう弘章。アイマスクを調べ
させてくれという次郎だがマスクにトリックが仕掛けられて
いるとは考えられなかった。奈緒子もその時はトリックを
見破ることは出来無かった。

しかし終わった後あれは大木凡人が隣でサインを送っていたの
ではないかという。
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★占いなのか透視なのか良く解らない話

ドラマとしては面白かったが、信用させるために部屋の間取り
を当てる事と、運命を見通せる事とは間違う気がする。
豊胸パッドの隠し場所を当てたときは次郎が話してしまったもの
だと思った。

★桂木弘章はどの様な手で部屋の間取りを当てているのか?

その件はどうでも良いとしても、部屋に誰が来たのかと考えた
際に、奈緒子も次郎も殆ど友人が尋ねてくることが無いと
分かることで少々寂しさが漂う。
次郎に友達が居ないと知ったときの奈緒子の嬉しそうな顔。
あの笑顔こそ奈緒子だって感じだよね。

★疑うべき物

間取りの透視の件で互いを疑うのは勿論のこと、やってきた
郵便の男も監禁してしまう程の暴挙に出た。
当初はコードリーディングのだろうと言われていたが、そこまで
高度な術は使っていない様子。

★服を脱ぐときは電気を消せ

母親が心配して奈緒子に電話してきたとき、次郎が出たことで
疑ってしまう。

★しきりに反省する奈緒子

とても可愛らしい行動。

★書いた絵を桂木弘章に当てて貰う。

結局アシスタントの巨乳の女性が遠隔で指示していた訳だけど
指示してもそっくりな絵を描くには少々無理があるよね。
ただ似たような発音のものを使って嘘を暴くところは面白い
着眼点かな。


山田奈緒子 …… 仲間由紀恵
（少女時代 …… 塚本璃子）
上田次郎 …… 阿部寛
矢部謙三 …… 生瀬勝久
山田里見 …… 野際陽子
石原達也 …… 前原一輝
池田ハル …… 大島蓉子
ジャーミー君 …… アベディン・モハメッド

桂木弘章 …… 橋本さとし
菊池寿夫 …… 谷津勲
田中 …… 大坪佳代
大木凡人 …… 大木凡人

大木凡人、柳谷寛、森康子、行徳賢一
樹原ゆり、高橋祐治、加藤白裕、狸六善五郎、高倉亜樹
汗かきジジイ、中村勇斗、後藤一成

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)