白い影 (2001)
Love and Life in the White

脚本/龍居由佳里

http://www.tbs.co.jp/drama_archive/shiroikage/index-j.html


第6話 愛がかなう日


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直江の自宅に三樹子がやってくる。
しかしキミは小橋の元へ行けと直江は部屋には入れようとは
しなかった。キミとのことは終わりにしようという直江。元々
好きで付き合っていた訳ではないと告げる。三樹子は倫子の
せいねと二人の関係を疑う。
一方倫子は自宅に帰るとすぐに寝込んでしまう。帰宅した母は
心配するが、単なる疲れただけだと言い訳。そんな倫子の元に
三樹子から連絡が入る。三樹子は強引に約束を取り付け、絶対
に来なさいと命令するような口調で語った。

夕べの妻を交えた夕食会に三樹子も小橋も来なかった。
小橋は急患により来られなかったという。小橋は院長の前で、
今後はこういう事は遠慮させて欲しい事を告げる。
ここの病院で臨床の勉強をしたら大学病院に戻るつもりだった
事を語る。すると院長は態度を急変させ、結婚について今後
一切触れないので病院にだけは留まって欲しい事を告げる。

三樹子は倫子に会うと、貴方は直江先生にとって何なのかを
尋ねる。プライベートを盾に返答を拒む彼女。彼に抱かれた
ことは有るのかというと、私達の邪魔はしないでと倫子に告げ
る。倫子は一人ボートに乗り、ストレスを解消するかのように
叫ぶのだった。
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今回は一人奮闘する直江の様子を描いた。

石倉にとって直江がどんな存在なのかが語られ、小橋から見た
直江像とは違う直江の姿を見せるような展開。
ダーティでクールなイメージがある彼も患者から見ればとても
優しく、他の医師達が頑張れと声を掛けるのに対して、大丈夫
ですと語りかけてくれる事に励ましを得る展開だった。

直江は一体何の病気を患っているのだろうか。
癌とは違うような気がする。
治験の薬を二関からもらい受けているが、自分の体を使って
調査・研究を行っている感じ。
今回は長野時代の彼の恩師が来ることで、少し直江の過去にも
触れられた格好だった。

直江は突然女性周りの身辺整理をし始めた感じ。
三樹子に対して冷たくあしらい、今回は製薬会社の二関との
関係も終わりにした。
それでも倫子に対してはまだ離れられない感じも受ける。

今回は石倉の姿を見て自分の未来とダブらせている部分が有る
のだろうか。最期まで医師でありたいとする直江だったが、
この時ばかりは医師の顔では無かったと小橋に言われた。
臨床をやってきた先生らしい考え方であるとも言われた。

毎回思うのだが、ボートで寝そべるシーンはなんか寒そう。
厚着していても眠れるモノだろうか。

直江庸介 - 中居正広 (医師)
志村倫子 - 竹内結子 (看護師)
小橋俊之 - 上川隆也 (医師)
行田三樹子 - 原沙知絵 (院長の娘。経理担当)
二関小夜子 - 菊川怜 (製薬会社営業)
高木亜紀子 - 小西真奈美 (看護師)
志村清美 - 市毛良枝 (倫子の母)
岩崎ミツ - 白川和子
石倉由蔵 - いかりや長介 (患者。末期癌)
七瀬隆弘 - 山本學 (直江の恩師)
戸田次郎 - 吉沢悠 (患者。倫子の幼馴染み)
宇佐美繭子 - 吉本多香美 (女優)
大場広之 - 大高洋夫 (マネージャー)
関口鶴代 - 伊佐山ひろ子 (婦長)
行田祐太郎 - 津川雅彦 (院長)

佐々木 - 斉藤暁
鈴江 - 菅原大吉

山口あゆみ、小林美江、榊ゆりこ、小山雄三、水野敬也
椎名泰三、江口侑輝

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