水曜日の情事
a wednesday love affair
(2001年度 10月期・水曜9時枠)

原作・脚本/野沢尚
プロデュース/永山耕三、喜多麗子、平賀公泰
演出/永山耕三、西浦正記、成田岳

http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/jyouji/index_frame.html


第2話 肉体の小悪魔

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いきなり操からの愛の告白を受けた詠一郎だが、その時の様子
の全てを耕作に聞かせて、小説の題材にしてもらうことにする。
こんな唐突な出会いもあるんだねと耕作は不思議に思う。

一方詠一郎はあいと操の関係に違和感を感じていた。
親友なのに何故か15年ぶりの再会。一体このブランクは何処か
らくるのか?

操が佐倉家から15分離れた場所に引っ越してくる。自分の理性
に自信がないと詠一郎に脅された耕作は、引っ越しの手伝いに
いくことになる。ベッドの方角で迷うもあいの一言で決まった。

帰宅後詠一郎は思い切って疑問を妻にぶつけて見る。
何故疎遠にしていたのか。
するとあいは弟の明洋と操が付き合っていた過去のことを語り
始める。ある時二人の間で妊娠して醜い責任の擦り合いが有っ
たという。それ以来操に対して負い目を感じているのだと。
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いよいよ操と詠一郎の間で不倫の第一歩がスタートする。

積極的なのは操だが、次々と迫り来るアプローチに詠一郎も
逃げられない感じ。未亡人が寂しいだの手を繋ぎたいだの・・
そして仕舞いには食べたいと思っていた和食の朝食を用意して
いる。しかも夫婦茶碗までまで用意する周到ぶり。

第1話ではかなりの愛妻家ぶりを予告していたのに、こうも簡単
に落ちてしまうところは何なのだろうか。
夫婦の間で秘密を持つことに対する好奇心が強いのか。
しかし操にしても葬式の時に詠一郎に目を付けるという辺りが
かなり怪しい。実はあいに嫉妬心などを燃やして復讐でもしよう
と思っているのではないか?

いよいよあいの弟・明洋もドラマに絡んできた。
怪しい風貌とは逆にしおらしく謝罪しようとしていたのね。
しかし意外なところで義兄・詠一郎と操の関係を知ってしまう。
これをネタに脅してくるとか有るのかな。
結構胡散臭いキャラクターだから、何が起こっても不思議では
ない。

朝食を食べたその日の晩、なんと操は佐倉家であいと一緒に思い
出のアルバムを見ていた。操の姿が一瞬幻想にも見えたが、
確信犯的演出か。
夫に操を自宅まで送らせる事になる。
そこで初めて操と詠一郎が抱き合ってキス。
帰宅したときに今度は妻とのキイ。
これって詠一郎の服に臭いとか付きそうなモノだけど分からない
のだろうか。
夫に操を送らせつつ操に気をつけてというあい。
何か直感を感じたのだろうか。

11月9日が操の誕生日。その日はあいと詠一郎の結婚記念日。
不思議な縁で繋がっている三角関係。一体どんな展開が待って
いるのか。

佐倉詠一郎(35):本木雅弘 (文洋書店・編集者)
佐倉あい(33):天海祐希 (詠一郎の妻、インテリアデザイナー)
前園耕作(29):原田泰造 (小説家)
岡島明洋(31):谷原章介 (あいの弟)
浜崎由香子(22):伊東美咲 (文壇バー「ソル」。昼間はOL)
小暮志麻子(33):木村多江 (文壇バー「ソル」)
大森年宏(46):田山涼成 (詠一郎の上司)
都山ハコ:金子さやか (明洋の彼女)
平松瑛子:蓼沼千晶
溝口美紀子:林真奈美 (興三郎の妻)
倉木景子:永松恵子
溝口興三郎(55):田村亮 (小説家)
沖野晶午(32):北村一輝 (インテリアデザイナー)
天地 操(33):石田ひかり (あいの親友)

永井佳代子:鶴田倫美

田村元治、青木和代

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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