ナースのお仕事4 脚本／橋部敦子 出演／観月ありさ、松下由樹、藤木直人、安達祐実、石原良純 益岡徹、吉行和子、伊藤かずえ、ふせえり、宮田早苗 須之内美帆子、春海四方、森下能幸、坂本ちゃん、森一弥 秋川リサ

第11話 ヤキモチドクター

夫・健太郎と喧嘩したいずみは尾崎宅に転がり込む。
まさか本気で離婚は考えていないでしょう?という尾崎。
健太郎もどうせ口だけで有り、一日寝れば機嫌はよくなる
と思っていた。
ナースステーションではその事が話題になっていた。
騒動を起こした発端である河合に対し、他人の家庭を壊す
のは罪深いことだと忠告するが、当の本人は悪びれた様子も
見せずに、素直に気持ちを告白しただけで、これくらいの事で
崩れるような家庭ならばそれまでだったという事だと反論する。

今回のメインは婦長・尾崎と永島だった。

患者の奥山の対応について、本人は自宅で過ごしたいというが、
病院側は退院は認められないという。
しかし婦長・尾崎の後押しと協力があり、自宅で看護すること
になる。

展開が面白くなった要因は、尾崎の取る行動は、彼女の事を
好きな永島の嫉妬心を煽る流れだったこと。
尾崎と奥山を二人っきりにさせたくない永島にとって、自宅
看護など以ての外。しかし尾崎が奥山の意思を尊重するには
尾崎の父親との思い出が関係している。

しかし今回の展開はちょっと強引すぎたか。
患者の意思を尊重する事とはいえ、こんな手間のかかる方法
を病院が取るはずもない。

いずみと健太郎の件は、相変わらず河合が二人の関係をかき
乱す展開だった。
河合が勝手に二人のアパートに上がり込んでいたのは実に
有り得ない展開だが、二人の関係を引き離すためには仕方が
無いことなのか。
最後にキッパリと河合に対して気持ちを受け入れる余地が
無いことを言い放ったところは良かったと思う。確かに彼女
は自分勝手に振る舞いすぎていた。

guest
宝田明、坂野真弥

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