相棒
(2003年度10月期・2004年度1月期TBS)

プロデューサー - 松本基弘、香月純一・須藤泰司・西平敦郎
脚本 - 輿水泰弘、櫻井武晴、砂本量、深沢正樹、坂田義和

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_02/


第2話 特命係復活

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大河内らに呼び出される右京と薫。
休職中にもかかわらず勝手な捜査活動をしたこと。捜査に行き
すぎが有り過失だったこと。懲戒処分も免れないとして処分が
決まるまで謹慎していろと言われる。しかし右京は平静を装い
つつも、売られた喧嘩は買うと告げる。

一方武藤かおりは浅倉の元を訪れその事実を告げる。
浅倉からは何故伝書鳩のような事をしているのか尋ねられ、
同じ法曹界の貴方が何故そんな殺人鬼になったのか興味が有る
という。君と出会って命が惜しくなったという浅倉。

右京と薫はマリーゴールドの花を買って小暮ひとみの元を訪れ
る。お詫びの印であり、面会するのは最後だという事でひとみ
な花を渡すと、この花の花言葉は悪を挫くという意味だとして
不快な思いをさせてしまう。

ひとみの母は平成7年、彼女が高校の時に亡くなっている。
夫は愛妻家として有名だったというが、先日ひとみの家を訪れ
た際に何故壁に飾られていた写真に妻が映った写真がなかった
のか。ひとみが排除してのことなのか・・・確執?嫉妬?
ひとみが父親くらいの年齢の男性と付き合っている事からファ
ザコンで有ることは間違いなさそうだが・・・
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いよいよ三件の毒殺された事件の犯人が発覚する。
果たしてひとみが犯人なのか。

懲戒免職がかかっているのに、よくあれだけの行動が出来たな
というのが第一の印象。しかも何度もひとみの家を訪れたり、
挙げ句の果てには夜にひとみが寝ている時に庭に侵入して
彼女が起きるのを待っているという執拗さ。
最後は不法侵入して仕掛けるという暴挙に出たけど、これは
上手く相手を引っかけることが出来たね。

全てのポイントは、海外に居るという父親・慶介の消息だった。
彼が勤務する明和大学にいくと既に平成10年には大学を辞めて
いること。そんな平成10年にブラジルにいき、帰国したという
形跡が有るにも関わらず、未だに娘は海外にいるという事は
一体何なのか。

当初は父親が一連の殺人事件を犯したとしていたが、これは
全て右京らの揺さぶりだったのだろうか。
父親が帰宅したような形跡を見て、ドラマとしては何が起こって
いるのか一瞬惑わされた(回想シーンかと思った)が、全ては
右京らが仕掛けたことだったのね。有る意味違法捜査だけど、
ひとみが父親の元に連れて行ってくれたので、万事OK。

それにしても父親に執着する辺りの理由が欲しかったね。

最後は島流しと言うことで再び警視庁に特命係が設置される。
これで心おきなく捜査に当たれるね。

そして逃亡してしまった浅倉。自殺は偽装だと思うけど、その
ウチ何処かのエピソードで出てくるのかな。

杉下右京 - 水谷豊
亀山薫 - 寺脇康文 (警視庁の運転免許試験場)
奥寺美和子 - 鈴木砂羽 (帝都新聞社会部記者)
浅倉 禄郎 - 生瀬勝久 (元優秀な検事。薫、美和子の同級生)
武藤 かおり - 松下由樹 (弁護士)
小暮ひとみ - 須藤理彩 (犯人?)

宮部たまき - 高樹沙耶 (小料理屋"花の里"。元右京の妻)
真鍋純一郎 - 岩尾拓志 (トラスト国際交易・専務)
小暮慶介 - 清水紘治 (ひとみの父)

伊丹憲一 - 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦 信輔 - 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢 守 - 六角精児 (鑑識課)
角田 六郎 - 山西惇 (組織犯罪対策部)
内村 完爾 - 片桐竜次 (警視長)
中園照生 - 小野了 (警視正)
大河内 春樹 - 神保悟志 (主任監察官)
小野田 公顕 - 岸部一徳 (警察庁/警視監)
監察官 - 並樹史朗
斉藤刑務官 - 黒沼弘己

新川將人、舘昌美、斎藤あきら、森永徹、家根本渉、志水正義
久保田龍吉、高橋睦美、鈴木信明、木俣聖名子

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