相棒
(2003年度10月期・2004年度1月期TBS)

プロデューサー - 松本基弘、香月純一・須藤泰司・西平敦郎
脚本 - 輿水泰弘(1)(2)(10)(11)(13)(18)(21)
櫻井武晴(3)(7)(8)(15)(16)、砂本量(4)(5)(6)(9)(14)(17)
深沢正樹(12)(20)、坂田義和(19)

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_02/


第9話 少年と金貨

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倉野という男性が自宅で殺害される。彼は古銭コレクターだっ
た。

その頃薫は自動販売機で何かしている親子を見つける。
子供がお金を自動販売機の下に落としたとの事で彼は手伝うが
なんと下から出てきたのは金貨だった。不審に感じた薫は
事情徴収する為に近所の交番へと連れて行く。その金貨を写真
で撮り右京にメールする。すると旧20円硬貨で2千万円くらい
するものだという。しかし右京によると近所で古銭コレクター
が殺害されていることを告げられ、容疑者・小田島和也をその
場に留めておくよう言いつけられるが、目を離した隙に和也は
息子を見捨てて何処かに逃げてしまう。
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現場検証の結果、中国の戦国時代に作られた青銅製の貨幣の
刀幣だけが盗まれていないことに気がつく。市場価格は1、2
万円程度のもの。何故犯人はその刀幣を盗まなかったのか。

博物館・館長に田島令子さんがクレジットされている時点で
犯人だと思った事件。

紙幣の価値を知る者として二名の容疑者を挙げられる。

一名は被害者の倉野に古銭を売っていた商売人・田渕。
そして博物館の館長だ。

取りあえず旧20円硬貨の出所を探す。
日本で僅か29個しか発行されていないもので、現在鑑定書
付きで存在が確認されているのは14個。
一個一個盗まれていないか調べていく。

一方同時に古銭商の田渕の身元を調べていく。
彼は元ニセの古銭を売っていた人物だと判明。

ドラマとして見ると殺害現場に於いて犯人が手袋もせずに
殺害に及んでいたり犯行に及んでいたりするのですぐに発覚
しそうな事件。
突如出てくる松金彰子の息子が音楽留学をするという事実が
発覚するために金目当ての犯行だと目星を付ける。

ドラマで決定的な証拠として、待ち合わせしていた倉野の事を
一瞬で見分けてしまった事だった。しかしこれだけだと本来
殺害した現場にいたとしても殺害の直接的な証拠ではない。
いつものように自供を引き出し、無事解決する。

人の命を奪ってまで伸ばすべき才能など無い。
今日も右京は渋かったです。

杉下右京 - 水谷豊
亀山薫 - 寺脇康文 (警視庁の運転免許試験場)
奥寺美和子 - 鈴木砂羽 (帝都新聞社会部記者)
武藤 かおり - 松下由樹 (弁護士)
宮部たまき - 高樹沙耶 (小料理屋"花の里"。元右京の妻)

松金彰子 - 田島令子 (博物館館長)
小田島和也 - 入江雅人 (失業中の父親)
小田島雅彦 - 須賀健太 (妻の連れ子)
田淵俊夫 - 岡崎二朗 (古銭商)
倉野善次郎 - 大木史朗 (古銭コレクター・被害者)

伊丹憲一 - 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦 信輔 - 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢 守 - 六角精児 (鑑識課)
角田 六郎 - 山西惇 (組織犯罪対策部)
内村 完爾 - 片桐竜次 (警視長)
中園照生 - 小野了 (警視正)
大河内 春樹 - 神保悟志 (主任監察官)
小野田 公顕 - 岸部一徳 (警察庁/警視監)
西肇 - 六角慎司 (捜査第二課員)

井上博一、飯田邦博、川屋せっちん、堀文明、姫子松まろ
志水正義、久保田龍吉、諏訪部仁、津田尊成、関つばさ

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