ベストドラマ100
ケータイ刑事 銭形零
(BS-TBS / 2004年10月3日から2005年3月27日)

プロデューサー/丹羽多聞アンドリウ、小坂洋司
脚本/中邨武尊
監督/田沢幸治

http://w3.bs-tbs.co.jp/zenigatamei/





第12話 耳で楽しむハイビジョンドラマ??雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件!
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高村と合流する零は、この日警視庁のイメージアップとして、
TBSのラジオに出演することになる。ラジオドラマを演じる事
になって居るが、そこに高村がやってくると、自分が脚本を
担当するという。作った台本を手渡すとそこには「鑑識・柴田
太郎の事件簿〜雪山湯煙混浴温泉あずさ28号殺人事件」と
書かれていて、主人公は高村ではなく鑑識の柴田だと知り失望
する。月刊シナリオを読んで書いたのだという。

もう吹雪の那須のスキー場に向かう列車の中、山の麓で遺体が
発見されたという連絡が入ったという。
急いで現場に行くと、被害者の権田原スケ三郎が遺体として
発見されたという。彼は山荘の支配人。死因は溺死で体内から
は霞ヶ浦の水が検出されたとのこと。しかし被害者は薄着のまま
亡くなっている事から犯行現場は自宅で殺された可能性が高い
という。しかし猛吹雪故にリフトが止まっていた。山荘にいく
手立てがない中で、高村は柴田のシナリオに対して意地悪を
言うかのように、南極犬の太郎と二郎の犬ぞりで山荘に向かった
という事にすれば良いと告げる。
山荘に居たのは宿泊客の渡辺と主婦の須田だけ。この二人のウチ
どちらかが犯人だと言うが・・・

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ラジオドラマをテレビでやってしまおう的企画のドラマ。
目をつぶって耳を澄まして聞くドラマという事と、ラジオドラマ
の裏側を垣間見られるという意味ではなかなか興味深い内容
という感じだが、ネタとしては何でも有りみたいな所が有り、
シナリオとしてはイマイチ面白みに欠ける。

舞台設定が突然高村によって変えられ、強引にシナリオの繋がり
を見出していくというものだけど、ほぼ効果音の作り方を
見せるのが主眼となっている感じもするし、突拍子も無い設定
なので、面白味に欠けるのかな。

内容からすると、DVDの特典くらいのネタ。
まぁ新しい試みを試すという意味では面白いのかも。

銭形零 …… 夏帆
高村一平 …… 草刈正雄
柴田太郎 …… 金剛地武志
入電ボイス …… 小林麻耶
遠州理津 …… 佐藤二朗

渡部靖男 …… 大塚明夫 (ワータナーベー)
須田伸子 …… 岡村明美 (スダーシャ)

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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