あいくるしい 4話

脚本/野島伸司
出演/市原隼人(長男)、綾瀬はるか(長女)、神木隆之介(次男)
松本梨菜(次女)、竹中直人(父)、原田美枝子(母)、杉浦直樹(祖父)
桜井幸子、本郷奏多、萩原聖人、志保、浅野和之、南果歩
後藤果萌、武井証、高橋克実、高橋ひとみ、春山幹介、小栗旬
田中幸太朗、沢尻エリカ、塚地武雅

http://www.tbs.co.jp/aikuru/

高校生という年齢は大人ではなく子供でもない微妙な位置に有って、将来に
関する何事にも自らが決断を下す事の難しさが付きまとうものだとは思うけど、
そんな渦中にある綾瀬はるかが大学進路や家庭内の事情に関して、あれこれと
苦悩する話し。

何事にも他人にやらされている感じがしているウチには、ストレスが溜まる
ものだけど、自らが率先してやっていると、そんな不満を感じることはない。

家族の中で自分の存在に対する"見返り"に関して、明確に不満を表明していた
綾瀬はるかが、家族に対しては"見返り"を求めるものではなく、またそんな
献身的な愛情は、決して自己犠牲という名の下で成立するものではないと、
心を切り替える。

そんなさわやかで暖かいドラマを演出した反面、それ以外のエピソードが随分
とおざなりな感じを受ける(′・ω・`)つ

バランスを欠いたのは探偵まがいの子供たちのエピソードだと思うけど、
どちらかというとそんな子供達の中で描かれるべきは、渋っていたビー玉を
何故、後藤果萌に渡すことになったのかに対するアピール的な展開ではない
かな(´・_・`)

また当初から気になっていた田中幸太朗の存在も、今回の話を見る限り、
小栗旬の尻拭いをする為だけのキャラクターにしか見えない。

市原隼人が導く一連のシナリオは、都会に対する劣等感が逆に自らの活力と
なって円満解決していましたが、これまで散々田舎と対比していた根深い
要素を上手く使いこなして処理した感じがします。

萩原聖人との繋がりが見えてきた感じもしますね(´ω`=)


評価:★★★☆☆

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