anego 8話

脚本/中園ミホ
出演/篠原涼子、戸田菜穂、赤西仁、山口紗弥加、市川実和子、小西美帆
加藤雅也、ともさかりえ、由紀さおり、山口馬木也、升毅、沢木真琴

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ドラマの構成としては悪くはなかったと思う。

偶然が重なりを見せていく内に運命の絆を感じさせたし、そこに足を
踏み入れようとする事に混乱して逃げ出す姿なんかも納得出来る演出
だった。
駄目を押すように偶然と偶然を重ねて、気持ちの整理を付かせる前に
たたみかけるように押し切る展開も良くできていた。

この一話だけを見ると決して悪くはないのだが、ドラマ全体の流れ
として見ると多少疑問が残る。

先日には赤西仁に告白しており、ベッドを共にしておいて、今回はもう
違う人を相手にしていること。その間には見合いの人ともホテルにまで
共に入っている。
彼女が語るとおり、今までの自分を脱ぎ捨てて本能の赴くままに行動を
していると思うのだが、この行動に共感出来るかどうかはまた別の問題。

そんな彼女のことを赤西仁が"魔性の女"と称した事には不覚にも笑って
しまった。

しかし今回特筆すべきは、やはりともさかりえの行動だ。

夫に相手にされずに振り回されていた感さえ有った彼女が、実は
そんな心理戦に於いて自ら仕掛けた罠で有ったこと。
驚きと恐怖の感情が一気に押し寄せてきた(´−`;)
怒っているのかどうかさえ分からないともさかりえの顔に現れていない
演技が逆に恐いのかも知れないΣ(・o・;)
何時暴走してしまうのか目が離せなくなった。

それはそうと、京都でのおみくじの件。
凶を連続してひいている姿を見たら、「ガキの使いやあらへんで!! 」の
山崎邦正を思い出したのは私だけでしょうかΣ(´□`;)

評価:★★★☆☆

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