前半30分でともさかりえの件を処理し、後半30分が篠原涼子自身の件に
ついて綴った話であった。

どれも円満解決とは行かないものの無難に処理した感じのストーリーで、
身近なところで纏めるだけ纏めてしまった。

篠原涼子が結婚を断った件に関して、不倫しつつも赤西仁をキープとして
残して置いた事への都合の良さを誤魔化すための偽装工作とまでは言わ
ないものの、適度に回り道させた感じは受ける。

忙しいように月日が流れていき、山口紗弥加の結婚。
升毅の妻と戸田菜穂の対面は有る意味、不倫関係が続いていれば面白い
シチュエーションになったのかも知れない。
無難に処理した後では波乱もなく、嫉妬で顔を顰める戸田菜穂の姿が
見られなくて残念といえば残念(´ω｀=)

久しぶりに再会した職場の同僚たちに対して篠原涼子がカラオケに誘う
ものの、互いに違う用事が存在して断られてしまう場面では、以前とは
違うそれぞれの時が流れている事を実感し、職場の一体感を演出していた
あの時にはもう戻れないような気がして、見ていて少し寂しく感じた。


篠原涼子は、不倫によって他人の幸せをぶち壊してしまった事への後悔
を引きずり結婚に踏み出せなかったものの、加藤雅也とともさかりえが
再び良い雰囲気に戻っているのを知ったことで何の障壁もなくなった。

最後に赤西仁をモンゴルに送り出すときに、初めて突然キスをした思い出
の場所に行ったのでもう少し気の利いた展開で締めくくると思っていたが、
このエンディングの形だと最終話の評判如何によっては、スペシャル版
を作るような感じですね( ´△｀)


評価：★★★★☆