今回は速水もこみちが主役の話であり、玉山鉄二との兄姉愛を見せ
られる話し。

口やかましい兄では有るものの、言っていることは正しい。
そんな兄のことに反発はしているものの、幼いときから尊敬の対象
として見てきた弟の間には、成績の優劣による変な劣等感もなく
喧嘩しながらも良い関係が築かれている。

謝罪することを知らなかった弟にその意味を教えた兄。
例え自分が悪くはないと思っていても頭を下げなければならない
ときが来るという事を子供ながら理解していた兄の本当の気持ち
を初めて知る事によって、改めて兄という存在の偉大さに触れる
展開。

やっぱり田中美佐子さん良いなぁ。
信頼関係が形成されているからこそ、何事にも動じないし、逆に
脳天気なまでに客観視して兄弟の事に静観できる。
皮肉なことに父親が亡くなったからこそ、このキャラクターの良さ
が出てきているのだろうな〜

喧嘩する兄弟の間に仲裁する感じで登場する中尾明慶の間も最高
だった。

評価：★★★★☆