がんばっていきまっしょい 7話 脚本/金子ありさ 出演/鈴木杏、相武紗季、岩佐真悠子、佐津川愛美、藤本静 石田ゆり子、池内博之、相島一之、錦戸亮、内博貴 大杉漣、市毛良枝、浅見れいな、小日向文世、友近 http://www.ktv.co.jp/shoi/ |
前回の件が引き金となって相武紗季が部から去ることになり、
彼女無しで試合に挑もうとする話し。
些細な考え方の違いが決別に繋がってしまうことも多いけれども
その中でも主張もせずに我慢してしまう輩が多い今日、衝突する
事で互いの存在の必要性を感じさせつつ、それによって成長する
物語は見ていて好感が持てる。
ボート部に求めることの本質とは何なのか。
生ぬるいような練習法に見えてはいたが、しっかりと全国大会
レベルの相手と接戦を繰り広げることで、鈴木杏の方法論も
決して悪くは無い事の証明が出来たし、成果が見えたことでボート
の楽しさなんかも上手く演出できたと思う。
勝ちたいと思う気持ちも大切なのだが、みんなで喜怒哀楽を共有
してこその楽しさも有ると言うことで、相武紗季自身がそれを実感
した上での再入部と繋がった事が良かった。何かに妥協したまま
入部すれば彼女自身が語っていたドロドロ感を引きずる事になり
ますからね。
そんな彼女たちの一連の行動を見て田口淳之介がボート部に入り
たくなる気持ちも納得できる。
評価:★★★☆☆