今夜ひとりのベッドで 9話

脚本/龍居由佳里
出演/本木雅弘、瀬戸朝香、奥菜恵、要潤、明星真由美、猫背椿
北条隆博、サエコ、中園友乃、羽田美智子、佐々木蔵之介

http://www.tbs.co.jp/hitorino-bed/

視聴率が風前の灯火になっているのが惜しいくらいに盛り上がっ
ている。
やっぱり奥菜恵がターゲット層である30代、40代の女性に嫌われ
ているというのが原因なのかな?

離婚後に妊娠して不安な気持ちが無いわけがない。
そんな瀬戸朝香の心の不安は防波堤によって高く堰きせき止められ
本音を見せようとはしていないのだが、色んな価値観に触れ、
佐々木蔵之介ら援軍らの助けを受けつつ、少しずつ意固地になって
いる心を剥がしていくような展開だった。

やはり子供の存在は偉大だ。
恋愛に於ける全ての優先順位は子供に向けられ、全ての視線は
本木雅弘と瀬戸朝香の復縁に向けられていくのと同時に、今度は
奥菜恵のあらゆる状況を悪化させて、すんなりと復縁できない
ように足かせにしてしまう。
奥菜恵に於ける本木雅弘という人間の存在の大きさを聞かされ
たり孤独と戦っている彼女を見て同情や愛情に値する感情なの
かと葛藤する姿が印象に残った。

毎回褒めちぎっている要潤というキャラクターだが、
今回もまたサエコというキャラクターを使い、瀬戸朝香に復縁
するようし向ける策士のような凄い一面を見せた。このキャラ
クターの良さは、冷静になって周りの状況を全て把握している事だ。
ドラマの中の男性陣には嫌われているが、状況を把握しているが
故に、無神経に語りすぎるきらいが有るところが嫌われる原因と
なっている。

今回の展開を見ていると要潤も奥菜恵に復縁を願っているのかな。

評価:★★★☆☆

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