大震災での大混乱から冷静に状況を把握できる立場へと移行し、今回は
急激にミクロな視点へと移り変わって、病院内での葛藤を描いた話し。

大きな事態に遭遇し、一個人として如何に病院に忠誠であったのかを
選別され、最も人間らしい行動を取った人物が、白い目で見られると言う
なんとも酷な展開だった(′･ω･`)つ

全てを見終わり一件落着したかのようにも思うけれども、こういう所で
起こった不協和音は、複雑な人間社会に於いて現実的にはなかなか消える
ことなく、遺恨を残す結果になると思う。

後々似たようにギスギスした場面が訪れれば、人間の心情として、
"あの忙しい状況の中で自己の欲求のために現場を見捨てて無責任に帰った
人"という形容詞が必ず付いてしまうものですよね。

ただドラマの中では、大切な人の前では一人の人間になっても良いと
締めくくっていたので、今後の展開には加味されないようだ。

威圧的な対立関係が色濃く映った話だったので、その他のエピソードが
薄口に見えたが、京野ことみ、石黒賢、仲村トオルらのエピソードに対す
る複線が貼られた話だった。

今後とも三人の動きには注目ですね(´ω｀=)