震災被害の救急医療の忙しさからは完全に状況を脱出。

今回、完全に医療現場の最前線とは違うところで動いた話しで、
実際に体験した本人でないと傷の深さは分からず、現実に働く姿を見な
ければ将来の展望など描ける筈はないというすれ違いが、一筋縄ではいか
ない争いや葛藤を生んでいく様子を、親子関係と恋人関係を絡めて
より人間味溢れるように描いた話であった。

ストーリーが激しく纏まりすぎていて無駄がなかったΣ(・o・;)

3つの事情の違う話しの共通項を全て同系列のエピソードとして扱い、
それらを接続していくことで一つの物語として形成する。

最後には前回から諄いように語っていた医療現場の食糧事情までも無駄なく
解決し、円満解決の香りばかりを漂わせた所で、来週への繋ぎを演出した。

正直、震災の話が終わりなのかと思うと、少し残念な感じ。
あの一話や二話のようなシナリオのスピード感はもう味わえないのだろうか。