進路や将来に関して悩み多き中、野ブタプロデュースを変わらず
実行する話。

相変わらず色んな場面で複雑な葛藤がある。

全力を投じて物事にぶつかって行った結果、失敗すれば恥ずかしい
と思う亀梨和也。
そんな彼が現実的であり、実利的な結果ばかりを求める事の
矛盾点。相変わらず外面の良さばかりを求める彼らしい考えで
有るが、自分自信のイメージ管理を徹底する余り、本質は蚊帳の
外に置かれがちだ。
人々の心に残る商品をと願う堀北真希の人間味溢れる考えに今回も
また最終的には同調し、自分の小ささを改めて感じる。

そんな気持ちの変化を街を行き交うサラリーマンに対する見方の
違いが物語っていて上手く表現したと思う。

複雑な葛藤といえば、山下智久もまたその渦中にある。
堀北真希をプロデュースして自信をつけさせようとするものの
彼女自身の成長と比例して、みんなから注目される事への嫉妬心
だ。
マイナーなアイドルがメジャーへと昇格していくファン心理の
ような気持ちを味合わせてくれたのではないかな。

果たして今後三人の関係はどうなっていくのか。

評価：★★★☆☆