野ブタ。をプロデュース 7話

脚本/木皿泉
出演/亀梨和也、山下智久、堀北真希、戸田恵梨香、宇梶剛士
深浦加奈子、中島裕翔、岡田義徳、木村祐一、不破万作
たくませいこ、忌野清志郎、高橋克実、夏木マリ
(2-B)柊瑠美、田上尚樹、田島穂奈美、若葉竜也、山根和馬
宮沢麻衣、飯田貴昭、楯真由子、末高斗夢、亜希子、川口渉
三浦葵、 大東俊介、広瀬剛進、高瀬友規奈、奈津子、斉藤友以乃
渡辺敬介、水田芙美子、豊岡武士、辰巳奈都子、立澤真明
エリックまたひら、増島綾子、石井智也、古原靖久、涌澤未来

http://www.ntv.co.jp/nobuta/

えらくごっつい展開になりましたね。

他人の不幸を見て自分の活力にする人は必ず居るだろうし、
人間の本質を辿れば、誰にでもそんな一面が有るのかも
しれない。勿論それを意図的に誘導して他人の不幸を演出しては
喜ぶ人は限りなく少ないだろうけど...。

今回堀北真希をプロデュースする事も初めは退屈な高校生活に
彩りを与える程度の動機だったのだから、その逆が居ても当然
可笑しくはない。
かなり強引な動機無き動機に結びつけてしまった感も有るが、
両面から人々の真理を攻略していくのもまた面白い展開だ。

他人に信じられる事の難しさ。
目の前に見えることが全てではないこと意味。
マジックのトリックや吸血鬼の存在理由に例えて表現したことは
実に的確なものだったと思う。
つくづくその言葉の意味する所の難しさや奥深さは、今回の展開
の中で見てとれた。

亀梨和也が最悪な状況に追い込まれていく展開も凄かった。
これまで亀梨和也は心の奥底で友人との関係を乾いた感じで
見ており、形ばかりに拘り中身のある付き合いをしてこなかった
事に対するツケが廻ってきたのかもしれない。

誰か一人くらいは味方になる人が居ても良いようなものの、
誰一人擁護する人が居ない中で、これまで同じ時間を共有して
来た山下智久や堀北真希が下支えした事はとても感動する流れ
だった。


評価:★★★★☆

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