思っていた以上にオーソドックスなドラマとなりそうだ。

なんと言っても恋愛要素は春クールで散々語られた年下の男性。
境遇は三十路過ぎた結婚と仕事の選択に困る曲がり角の女性。

互いに付き合っていた前の異性のことが忘れられず、これから
新たに芽生えていく恋愛との対立で引きずりそうな感じのドラマ。

そんな恋愛の中に食い込んでいく要素が仕事に対する夢で有り
生き甲斐であり。

諦めた時点で終わりであるという夢に対して、一度は気持ちを
押し殺して違う道を歩んできた妻夫木聡が、再び夢を目指すこ
とになるのか。

話のやりとりは月9らしく言葉遊びが巧みであったり楽しさが
有って面白そうな雰囲気は出している。深津絵里さんは自らの
事情を他人に語りすぎだけど、可愛らしい一面も多い。
広末涼子のやりとりは最高に面白かった。

しかし言葉と言えば、過去の教育実習の時の最後にかけた言葉の
真相に象徴されるように深津絵里さんの役柄の軽さが気になる
ところだ。

どんな恋愛劇を描いていくのか、取りあえず次回に期待して
みましょう。


評価：★★★☆☆