理想の父親を演じさせたら5本の指に入る長塚京三と、理想の娘アンケートを
取れば確実に5本指には入ると思われる矢田亜希子が親子を演じている( ´△｀)

母親の居ない家庭というハンデは有るものの、理想の父と娘がいる家庭環境の
中で、9年ぶりの再会を果たした親子が同居を満喫したい最中、婚期も気にしなけ
ればならないお年頃の娘を持った父親の複雑な胸中を脚本化したドラマ。

1話では、これ見よがしに幼い頃の回想シーンが映像として流れた。
結婚式を前にした父親が、娘との思い出を改めて思い浮かべるかのような演出だ。

ドラマでは再婚も考えられる時期である父親と、そんな結婚も考えられる時期の
娘との駆け引きを皮肉っぽい視点で描いている(´ω｀=)

出会いに関しては不躾的なものがあったり、また偶然とは思われないわざとらしさ
は有るものの、全てリアルな視点で描かれているのがドラマの特徴か。
それだけに過剰になりがちなドラマとしての脚本には多少物足りなさが有るのも
事実。

長いこと別居していた事で、自分の知らない娘や父親の姿に触れて、家庭という
ものを描いていくのでしょうね。


評価：★★★☆☆