永井大の意外な過去に迫る話し。

過去に於ける時系列がイマイチ掴みづらい関係で、永井大自身の気持ち
が何処にあるのか分かりずらく、またその中に上原美佐の存在が無条件
に蚊帳の外に置かれているので、多少改めて整理して考えてみる必要が
有りそうだ。

永井大の事を掘り下げてみると、過去のどの時点から矢田亜希子の事を
好きだったのだろうか?

相変わらず理想的な家族が上手く描かれており、親子としての綱引きも
絶妙で、何でも言い合える関係は、有る意味羨ましい。

永井大と長塚京三、共に愛する人が亡くなった過去があり、気持ちが
分かり合える同士ではありますが、上原美佐の存在がこの関係を微妙な
ものとして、展開を面白くさせていますね。

評価：★★★☆☆