第6話 新宿No.1ホストの罠 ナース三角関係殺人 |
全ての事実がはしのえみの有罪の立証に向かわせる中、
果たして真相は如何に有るのか!?
NO.1ホストを巡って女性達の争いが勃発する。
死因は青酸カリ、病院倉庫に残されていた付け爪、被害者には
争った形跡もなく夜に殺害された事から、容疑者は被害者と親しい
間柄であることと、少なくとも病院関係者が関わっている事が
推察される中で、誰と誰が犯行に関わっているのか、またその
動機は何なのか。
相手の性格に合わせて言葉巧みに理想の男性像を演じることの
出来るホスト・袴田吉彦によって振り回される釈由美子が
可愛らしかったが、そんな彼の証言は何処まで信憑性を帯びて
いるのか、判断に難しい中での捜査というのがドラマとしての
見所か。
相変わらず最後の公判までは、誰が犯人なのか特定できるもの
を提示せず、逆転勝訴のように、最後にズバっと切り捨てる
面白さは存在した。
無罪を決定づける物証としてはまだまだ弱いものがあるが、FAXの
転送の証拠と小木茂光と吉野公佳が会っていた実際の写真を
提示できたことは、これまでの展開の中では割と頑張った方だと
思う。
小木茂光と吉野公佳の関係性は実に希薄なものであるが、その辺は
ドラマなので仕方がないか。
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袴田吉彦、はしのえみ、吉野公佳、高樹マリア、小嶋尚樹
阿部薫、小木茂光