9話にして最終回と言うことは、相当視聴率が悪かったのか!?
弁護士ドラマが多い中で女性の為の弁護と銘を打っていたものの、
あんまり一般受けしなかったのかな。
安定したドラマだとは思っていたんだけどね。

さて今回は財産分与さえケチって離婚したがらない夫が、世話を
受けただけの女医に遺産の全てを託す不自然な行動が、男の死亡
に関わってくるという話。

話の流れからすれば、早いウチから女医側に何らかの犯行の動機
が備わっているものの、それがいったい何なのかという感じ。

奇しくも現在放送中の韓国ドラマ「チャングムの誓い」でも
主人公は女医を目指す役柄なのだが、このドラマで演じたりょう
と同様に人を恨む動機を持ったまま医師になっており、人を
助ける立場の人間として、恨みという感情を自分の中で抑制し
昇華しなければならないという複雑な背景を持っている。

そんな過去が密接に関わり合い、この患者にさえ出会わなければ
こんな結末にはならなかったのにという切なさを残す結果となった。

ちょっと嘘くさく感じるのは、やはり顧問弁護士である川野太郎
に与えた役割か。。
りょうと目的意識を供して結びついているというのも不自然だし、
大和田伸也同様に、体に爆弾を抱えているというのは、死亡推定
時刻を操作する為だけに付けられた要素という感じがして、
どうにも安っぽい。

今回の脚本は、旺季志ずか。

guest
りょう、川野太郎、朝加真由美、山口あゆみ、青山勝、大和田伸也

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)