第5話 三人の女ゆれる心

随分ゆっくりじっくりと1話丸々かけて不思議な感覚に陥る
稲垣吾郎が、それを恋だと気がつくまでの心情を描いた話。。

しかし演出はまるで一昔前のトレンディードラマ風だ。
回想シーンは、これまで如何に大切な存在だったかを主人公に
訴えかけるものだし、村上知子側も無理に諦めようとして
いるのだが、逆に相手を印象づけるよう、占い師の館で会った
り、TV局で有ったりして、偶然や必然の流れが決して忘れさせる
事を許さない。

恋愛ドラマに当てはまらない関係のような感じに見える
ところを敢えてその枠に被せようとする演出が見ていて面白い。

別れようとして最後の手紙を書いているかと思いきや、
稲垣吾郎が仕事の中で必要としていた格言を手当たり次第書いて
有るオチも良かった。

会いに行こうとして井川遥に出会ってしまう場面は、如何にも
ドラマらしい場面だけど、嫌でも来週に興味は繋がったと思う。

林泰文さん登場。
この役者さん、私が幼い時から今のままのような印象が有る。
フカキョンが登場した赤いシリーズにも出演されていたよね。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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