第6話 誕生日には涙を・・・

7年前、井川遥は何故理由も無しに稲垣吾郎の元を去っていった
のかを演出した話。

構成の仕方が上手いですね。
蛯原友里と井川遥のエピソードの対比、室井滋と村上知子の
エピソードの対比が上手い形で同時進行し、この対になっている
エピソードは全て同じ理由の元でまとまっているのかがドラマ
としての見所だ。

エビちゃんは事務所からの圧力によって、結果的に恋人と距離
を置く形になった。井川遥にもこれと全く同じ様な理由で7年前
に別れてしまったのではないかという容易に推測出来る形を
視聴者に思い描かせて、結論を導いていった話だった。

それと同時に室井滋の桜散る勘違いのエピソードは、村上知子
にも当てはまることで、自分こそは違うと思い込んでいる彼女に
井川遥をぶつけ、現実を見せつける展開を用意した。

これだけの想い出が存在すると、井川遥との関係に立ち入る隙は
有るのかがドラマとしての焦点。
井川遥は変わっていない彼のことを歓迎しているし、稲垣吾郎
自身もどんなに別の人と付き合っても、井川遥の影を追ってしまう
事を告白している。
稲垣吾郎が村上知子と結ばれるには、この恋は過去の事だと
消化していかねばならないので、何処でそんな現実に気がついて
いくのかが、今後の見所なのかもしれない。

時間があっと言う間に過ぎた感じ。

それにしても相変わらずラジオDJは自分に酔っているけど、
良いこと言いますね。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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