第6話 説教するならカネをくれ!

授業料が支払えず、大学の入学金さえ見通しの付かない家庭
環境の中で石田卓也が夢に向かってあれこれ模索する話。

石田卓也のプライドを気遣い親友である斎藤慶太・増田貴久・
橋爪遼は協力する事が出来ない。自分の弱い面も含めて全て
をさらけ出すのが親友としての一つの考え方でもあるが、
プライドを尊重したいという考えにもある意味納得できる。

今回良かったところは、逃げ道として用意されていた父親からの
援助に頼らず事態を解決した点か。授業料の支払いに関しては
安い設定で解決した感じは否定できないが、一年間を大学の入学金
の為に自ら働くという選択筋を選んだことは、良い流れだったと
思う。

クラスの金が盗まれ、その容疑が石田卓也に向けられた。
その要素は殆ど演出的に効果を示さなかった感もあるが、これを
機会に生活事情が厳しい生徒がいるという事にも目を向けさせて、
助けるために何らかのクラスの協力体制を求めたかった。
そこまで期待するのは酷な話か。

しかし相変わらずクラスの生徒達はまとまりを見せないですね。

評価:★★☆☆☆

inserted by FC2 system