いやぁこれまでで一番面白いシナリオだった。
今回そんなシナリオを面白く感じさせたのは、これまで一つ一つ
積み上げてきたドラマとして功績だろうね。
多分この6話だけを見た人ではドラマ本来の良さは感じないのでは
ないかな。

趣向が変わった感じさえする第6話。
何せこれまでは事件の真相に迫る展開を用意していたのだが、今回
事件の全貌を巡るトリックの解明は殆ど行われなかった。

被害者のことを考えると時効後に捜査する事への呵責に嘖まれ、
オダギリジョーが落ち込んでいる間に、主役を奪ったのは豊原功補。

時効前に全てを解決してしまうのかと思えば、吉高由里子のエピ
ソードを残し、本来は彼女も共犯であるといった点で時効に導く
展開は実に良くできていたと思う。
全体を通してセンスの良さを感じさせる内容だった。


吉高由里子
http://www.amuse.co.jp/artist/Yuriko_Yoshitaka/profile.html

評価：★★★☆☆