今回も面白かったですね。

ドラマでは相手に嫌みを言いつつ、自分に興味を持たせる様に
上手く誘導している。
阿部寛が最も大切にしている空間である自分の部屋を、相手が
どうしても見たくなるように様に引きつけ、上手くシナリオを
構成したと思う。

冒頭から、夏川結衣が放った先制パンチ。
"あの人、医者の言うことは聞かないのに、よく来るのよ"
阿部寛の性格を的確に表していて面白いセリフ。

阿部ちゃんは逆になんとかして彼女の悪い面を引き出している
様にも感じる。
今回は家事が出来ない事を引き合いに出し、結婚をする上での
ハンデだとして相手を苛立たせていた。
また折角作ってくれたキャベツロールも、塩加減などを理由に
難癖を付けていた。

自分は独り身が良いと言いつつも、それは自分だけでなく、
夏川結衣も同類として置いておきたい心理なんかも働いている
のではないかな。

いつもワンシーンだが高知東生の使い方も面白かった。

評価：★★★★★★★☆☆☆ (7.0)