唯一の苦手であり、これまでに逃げ通せてきた学校の中でも特には
勉学に対する苦手意識を違った角度から取り挙げ、努力や誠意を
見せる過程こそ大切なものであり、結果は重要ではないことを
示した話だった。

ドラマとして良かった点は、1話から常識はずれの馬鹿さ加減
を演出として見せておいた欠点を、そのまま活かしつつドラマを
構成した点か。
短期間の努力だけで何でもすぐに解決出来てしまうような内容が
多い日本のマンガチックなドラマの中にあって、このドラマは
きっちりと努力した後でも0点という結果を与えた。

あくまで得点に拘る結果ばかりでなく、努力した点を上手い感じに
伝える事を第一に考えたところは良かったと思う。

逆に他の組員との抗争までもストーリーに組み入れたのは、詰め
込み過ぎたか。

新垣結衣との恋愛が始まりそうな感じで、ドラマはよりいっそう
楽しくなると思うが、27歳と17歳の恋愛は少々反則過ぎはしないか?

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)